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『
AFP BBニュース 2013年11月09日 13:12 発信地:マニラ/フィリピン
http://www.afpbb.com/articles/-/3002996
台風30号、死者100人以上との情報 フィリピン
【11月9日 AFP】8日、観測史上最大規模の台風30号(アジア名:ハイエン、Haiyan)が直撃したフィリピンでは一夜明け、東部レイテ(Leyte)州の州都タクロバン(Tacloban)で路上に100人以上の遺体が横たわっているとの情報が入っている。
フィリピン民間航空局(Civil Aviation Authority of the Philippines、CAAP)のジョン・アンドリュース(John Andrews)副局長は9日、タクロバンにある空港から首都マニラ(Manila)の本部に
「死者は100人以上で、遺体が道路に横たわっている。
負傷者も100人以上出ている」
と無線連絡があったと発表した。
またタクロバンの空港は完全に破壊された状態だという。
レイテ州があるレイテ(Leyte)島は人口約200万人の大きな島だが、台風30号の勢力が最も強かった8日朝に直撃され、全ての通信施設が使えなくなっている。
アンドリュース副長官によれば、犠牲者に関する情報は短波無線機で報告された。
現地テレビ局GMAによると、タクロバンと近くの町パロ(Palo)などレイテ島東部沿岸では高潮も発生した。
GMAの記者は31人の遺体を確認し、うち20人の遺体はパロの教会にあったと伝えた。
同日フィリピンでは大規模に動員された軍が孤立した被災地域に急行している。
多くの町や村は通信が途絶して孤立しており、当局は最終的な死者数は予測がつかないとしている。
フィリピン赤十字(Philippine Red Cross)のグウェンドリン・パン(Gwendolyn
Pang)氏はAFPの取材に対し「多くの建物が崩壊し、住宅は潰れ、高潮や地滑りが発生したと報告を受けている。しかし被害がどれだけ大きいかはまった
く分からない。
今日は被害状況が少しはつかめるかもしれない」と述べた。
首都マニラ(Manila)の南東およそ600キロに位置するサマール(Samar)島に上陸した台風30号は最大瞬間風速が87.5メートルに達し、フィリピンの中部と南部を通って南シナ海(South China Sea)へ抜けてベトナムへ向かった。
今年世界で起きた台風では最大で、また上陸した台風としては観測史上最大規模となる。(c)AFP
』
『
朝日新聞デジタル
2013年11月9日22時39分
猛烈台風、フィリピン直撃 1200人死亡か
【ハノイ=佐々木学】猛烈な台風30号がフィリピンを直撃し、AFP通信はフィリピン赤十字社からの情報として約1200人が死亡した可能性があると伝えた。
上陸直前の中心気圧は895ヘクトパスカルと今年最大の勢力で、最大瞬間風速は竜巻級の90メートルとなり、約80万人が避難した。
フィリピン国家災害対策本部によると、最も被害が大きかったのは中部レイテ島だが、停電や通信回線の寸断で被害状況が把握できていない。
落雷や土砂崩れによる死傷者が多数いるとみて確認を進めている。
台風は勢力をやや弱めながら南シナ海を西へ進み、10日にベトナムに上陸する可能性があるが、12日には中国南部で熱帯低気圧に変わる見通し。
ベトナム政府は沿岸部などに住む50万世帯以上を対象に安全な建物に避難するよう指示を出すなど、警戒を強めている。
』
『
CNN ニュース 2013.11.10 Sun posted at 17:19 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35039684.html?tag=cbox;world
フィリピン台風 死者1万人の情報も、被害の全容解明はまだ
台風が直撃したフィリピンでは1万人規模の死者が出たとの見方も
猛烈な台風がフィリピンを直撃
「まるで津波」 フィリピンの巨大台風
(CNN) フィリピン中部の島しょを直撃した超大型台風30号(ハイエン)の被害で、最大の被災地とされるタクロバン市があるレイテ州(島)の警察首脳は10日、同州内だけで最大1万人の住民らが死亡した恐れがあるとの懸念を示した。
フランス通信(AFP)が伝えた。
警察幹部によると、この数字はレイテ州政府当局者との9日夜の会合で持ち出されたという。
台風による犠牲者数についてはフィリピン赤十字の責任者が、タクロバン市で推定1000人、隣接するサマール島で200人との見方を示していた。
同国政府は10日朝の段階で、確認した死者は151人、負傷者は23人と発表している。
自宅などを失った住民は47万7000人以上としている。
台風30号がもたらした被害の全容解明にはあと数日間かかるとの見方がある。
被災地との通信網が遮断され、進入が依然不可能な地域も多い。
今回の台風は、国土に上陸した台風では歴史上、最大勢力との指摘もある。
壊滅的な被害を受けたタクロバン市では略奪行為の発生も伝えられ、国家警察と軍は10日、警官らの追加派遣に踏み切った。
地元メディアは、市内の食料品店や現金自動出入機(ATM)を襲う住民らの姿をとらえたビデオ画像を流した。
』
『
MSN Japan 産経ニュース 2013.11.12 00:29 [アジア・オセアニア]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131112/asi13111200320000-n1.htm
【台風30号比直撃】
死者は1774人に、1万人超の可能性も 大統領が国家非常事態宣言
【マニラ=吉村英輝】フィリピンの国家災害対策本部は11日、同国中部を直撃した猛烈な台風30号で1774人が死亡したと発表した。
大きな被害が出た中部レイテ島タクロバンの警察幹部は、
「レイテ島だけで死者が1万人を超える可能性がある」
と語っており、犠牲者がさらに増える可能性もある。
各国政府や国際機関の支援活動も本格化しつつあるが、道路や通信網は寸断され、活動は難航しているもようだ。
フィリピンの警察幹部は、タクロバンでは
「台風が通過した地域の70~80%の家屋や建物が壊滅した」
と述べた。
国家災害対策本部によると、少なくとも国内の950万人が被災し、60万人以上が避難した。
同国中南部は12日、悪天候になると予想されている。
ロイター通信によると、フィリピンのアキノ大統領は国家災害事態を宣言、救援活動などに全力を挙げる意向を示した。
政府はタクロバンでは商店などで略奪が起きているとして、治安回復のため軍兵士8百人を現地に派遣した。
外務省海外邦人安全課によると、中部のレイテ、サマール両島には約130人の在留邦人がいる。
レイテ島では安全が確認された人もいるが、通信網が寸断されているために連絡が取れない人がいるという。
英紙ガーディアン(電子版)は、米軍合同台風警報センターがフィリピンに上陸した際の台風30号の最大風速を秒速87・5メートル、最大瞬間風速を同105メートルと算定していると伝えた。
』
台風30号はフィリピンからベトナムへ。
【人口爆発から大飢餓へ】
__
地球飢餓の足音は高まっている。気候気象は平穏期をすぎ激動期に入りつつあるという。「なんでもアリ」の激甚気象が半世紀にわたって続くとも言われている。別の研究では50億人が、2050年より前に異常気象を経験する地域に暮らすことになる。また「気候逸脱の時機」と呼ばれている転換期は今世紀半ばにくるとも言う。今は見えていないが、人類という生物種に食糧危機が迫りつつあるといえるのかも。
2013年11月11日月曜日
2013年11月1日金曜日
急激な気候変動が、世界経済の3分の1を襲う―英リスク評価会社
_
●30日、英国のリスク評価会社・メープルクロフト(Maplecroft)は、世界193の国・地域の極端な気候変化に対応する能力に関するレポートを発表した。写真はインド・ムンバイ。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年11月1日 7時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78535&type=0
急激な気候変動が、世界経済の3分の1を襲う―英リスク評価会社
2013年10月30日、英国のリスク評価会社・メープルクロフト(Maplecroft)は、世界193の国・地域の急激な気候変動に対応する能力に関するレポートを発表した。
環球時報(電子版)が伝えた。
レポートによると、
①.世界経済の3分の1(約4300兆円)の規模を産出する国・地域に、
②.2025年までに急激な気候変動の影響を受けるリスクがあり、
③.その一部の地域では気候変動に対応する能力を備えていない。
同社は、これらの国・地域が世界の国内総生産(GDP)に占める割合は、現在より50%増加すると指摘。
その大部分は洪水やハリケーン、干ばつ、地球温暖化の影響による海面上昇などに対処する能力を備えておらず、早急に大量の投資を行うことが必要だ。
気候変動リスクの高い地域には、南アジアや東アジアおよびサハラ砂漠以南の南アフリカを挙げ、具体的にはバングラデシュが最も高いリスクに直面しているとした。
以下、ギニアビサウ、シエラレオネ、ハイチ、南スーダン、ナイジェリア、コンゴ民主共和国、カンボジア、フィリピン、エチオピア、中央アフリカ共和国、エリトリア、チャド共和国などが並んだ。
インドは20位、中国は61位にランクされている。
また、都市別で極端な気候変化のリスクがあるのは、
バングラデシュ・ダッカ、
インド・ムンバイ、
インド・コルカタ、
フィリピン・マニラ、
タイ・バンコク
の5都市だった。
これらの地区のGDPについては、現在の約2750億ドル(約26兆9500億円)から2025年までには3倍近い8040億ドル(約78兆8000億円)に達すると予想している。
レポートは
「これら途上国の経済的な重要性はますます大きくなっている一方で、これらの地域の資産やサプライチェーンなどが、気候変動に影響を受けるリスクも高くなっている」
と指摘している。
』
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●30日、英国のリスク評価会社・メープルクロフト(Maplecroft)は、世界193の国・地域の極端な気候変化に対応する能力に関するレポートを発表した。写真はインド・ムンバイ。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年11月1日 7時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78535&type=0
急激な気候変動が、世界経済の3分の1を襲う―英リスク評価会社
2013年10月30日、英国のリスク評価会社・メープルクロフト(Maplecroft)は、世界193の国・地域の急激な気候変動に対応する能力に関するレポートを発表した。
環球時報(電子版)が伝えた。
レポートによると、
①.世界経済の3分の1(約4300兆円)の規模を産出する国・地域に、
②.2025年までに急激な気候変動の影響を受けるリスクがあり、
③.その一部の地域では気候変動に対応する能力を備えていない。
同社は、これらの国・地域が世界の国内総生産(GDP)に占める割合は、現在より50%増加すると指摘。
その大部分は洪水やハリケーン、干ばつ、地球温暖化の影響による海面上昇などに対処する能力を備えておらず、早急に大量の投資を行うことが必要だ。
気候変動リスクの高い地域には、南アジアや東アジアおよびサハラ砂漠以南の南アフリカを挙げ、具体的にはバングラデシュが最も高いリスクに直面しているとした。
以下、ギニアビサウ、シエラレオネ、ハイチ、南スーダン、ナイジェリア、コンゴ民主共和国、カンボジア、フィリピン、エチオピア、中央アフリカ共和国、エリトリア、チャド共和国などが並んだ。
インドは20位、中国は61位にランクされている。
また、都市別で極端な気候変化のリスクがあるのは、
バングラデシュ・ダッカ、
インド・ムンバイ、
インド・コルカタ、
フィリピン・マニラ、
タイ・バンコク
の5都市だった。
これらの地区のGDPについては、現在の約2750億ドル(約26兆9500億円)から2025年までには3倍近い8040億ドル(約78兆8000億円)に達すると予想している。
レポートは
「これら途上国の経済的な重要性はますます大きくなっている一方で、これらの地域の資産やサプライチェーンなどが、気候変動に影響を受けるリスクも高くなっている」
と指摘している。
』
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2013年10月19日土曜日
地球最大の汚染源・中国は地獄に似ている:地獄から抜けだせるか
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●16日、英経済誌・エコノミストはこのほど、中国を地球最大の汚染源とみなし、19世紀のロンドン同様、中国を「地獄」に例えた。写真は13年3月の大連。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年10月19日 8時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78052&type=0
地球最大の汚染源・中国は地獄に似ている―英誌
2013年10月16日、英経済誌・エコノミストはこのほど、
中国を地球最大の汚染源とみなし、
19世紀のロンドン同様、中国を「地獄」に例えた。
中国は全世界が認める最大の環境汚染源だ。
その中国もゆっくりではあるが環境保護の道を歩み始めた。
環境汚染問題を解決することは、中国だけでなく、その他の国にとっても大きな福音だ。
では、中国の環境汚染はどれほど深刻なのか?
19世紀の英ロマン派詩人P・シェリーは、人口が多く、いつもスモッグに覆われたロンドンを「地獄に似ている」と例えたが、現在の中国はまさに地獄だ。
ロンドンは貧困と環境汚染から抜け出すことができたが、中国が英国と同じ道を進んでいるとは思えない。
まず時代が違う。19世紀のロンドンと現在の中国では大気中の二酸化炭素の濃度が格段に違う。
また、中国の領土は英国より巨大で、経済成長のスピードも速い。
中国の大気汚染が他国に与える影響も、これまでのどの国よりはるかに大きい。
今年1月、北京市の大気中に含まれる有毒物質の量は世界保健機関(WHO)の基準値の40倍を超えた。
中国の10分の1の田畑が化学物質や重金属で汚染され、半数以上の都市で使用されている水は清浄や飲用に適していない。
中国北部の都市は深刻な大気汚染が原因で、住民の平均寿命は5年半も短命だ。
中国政府は国民の批判を恐れ、2570億ドル(約25兆1600億円)を投じて環境汚染対策に取り組むとしているが、この額は香港の1年間のGDPに匹敵。
また、中国の1年間の国防予算の2倍だ。
中国は世界の40~45%の石炭、銅、鉄、ニッケル、亜鉛を消費。さらに、中国の工場が排出する二酸化炭素量は1990年の20億トンから90億トンに跳ね上がり、全世界の30%を占めた。
その数字は米国の2倍に相当する。
中国に必要なことは二酸化炭素排出量の削減だ。
エコノミスト誌はその有効手段として、中国政府が民間企業に炭素税を課すことを提案。
同時に先進国に対して中国の環境保護政策に積極的な支援を行うよう呼びかけている。
』
【人口爆発から大飢餓へ】
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●16日、英経済誌・エコノミストはこのほど、中国を地球最大の汚染源とみなし、19世紀のロンドン同様、中国を「地獄」に例えた。写真は13年3月の大連。
レコードチャイナ 配信日時:2013年10月19日 8時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78052&type=0
地球最大の汚染源・中国は地獄に似ている―英誌
2013年10月16日、英経済誌・エコノミストはこのほど、
中国を地球最大の汚染源とみなし、
19世紀のロンドン同様、中国を「地獄」に例えた。
中国は全世界が認める最大の環境汚染源だ。
その中国もゆっくりではあるが環境保護の道を歩み始めた。
環境汚染問題を解決することは、中国だけでなく、その他の国にとっても大きな福音だ。
では、中国の環境汚染はどれほど深刻なのか?
19世紀の英ロマン派詩人P・シェリーは、人口が多く、いつもスモッグに覆われたロンドンを「地獄に似ている」と例えたが、現在の中国はまさに地獄だ。
ロンドンは貧困と環境汚染から抜け出すことができたが、中国が英国と同じ道を進んでいるとは思えない。
まず時代が違う。19世紀のロンドンと現在の中国では大気中の二酸化炭素の濃度が格段に違う。
また、中国の領土は英国より巨大で、経済成長のスピードも速い。
中国の大気汚染が他国に与える影響も、これまでのどの国よりはるかに大きい。
今年1月、北京市の大気中に含まれる有毒物質の量は世界保健機関(WHO)の基準値の40倍を超えた。
中国の10分の1の田畑が化学物質や重金属で汚染され、半数以上の都市で使用されている水は清浄や飲用に適していない。
中国北部の都市は深刻な大気汚染が原因で、住民の平均寿命は5年半も短命だ。
中国政府は国民の批判を恐れ、2570億ドル(約25兆1600億円)を投じて環境汚染対策に取り組むとしているが、この額は香港の1年間のGDPに匹敵。
また、中国の1年間の国防予算の2倍だ。
中国は世界の40~45%の石炭、銅、鉄、ニッケル、亜鉛を消費。さらに、中国の工場が排出する二酸化炭素量は1990年の20億トンから90億トンに跳ね上がり、全世界の30%を占めた。
その数字は米国の2倍に相当する。
中国に必要なことは二酸化炭素排出量の削減だ。
エコノミスト誌はその有効手段として、中国政府が民間企業に炭素税を課すことを提案。
同時に先進国に対して中国の環境保護政策に積極的な支援を行うよう呼びかけている。
』
【人口爆発から大飢餓へ】
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異常気象が「普通」になる日:「気候逸脱の時機」は何時に?メキシコ市は2031年に
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●米航空宇宙局(NASA)が提供した、1981年から2008年にかけての秋の北極周辺の温度の傾向をとらえた画像(2010年4月28日撮影)。(c)AFP/Goddard Space Flight Center Scientific Visualization Studio
『
AFP BBnews 2013年10月18日 10:50 発信地:パリ/フランス 【写真】 【ブログ】
http://www.afpbb.com/articles/-/3001529
異常気象が「普通」に、気候激変の節目は最速で2047年 米研究
【10月18日 AFP】
地球が気候の激変を経験する時期はすでに34年後に迫っており、私たちが見知っている環境は永遠に変わってしまうとする気候変動予測が前週、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。
論文によると、現在の温室効果ガスの排出傾向でいけば、地球上の多くの場所が、過去に記録されている異常気象を超える気候に移行するのは2047年。
仮に化石燃料の使用による排出量が安定化するシナリオであれば、2069年まで先延ばしされるという。
今回の論文の主著者でハワイ大学(University of Hawaii)地理学部のカミーロ・モラ(Camilo Mora)氏は声明で「この結果にがく然とした。
私たちの生きているうちに、私たちが慣れ親しんでいる気候は過去のものになってしまうということだ」と驚きを語った。
気候変動研究の大半は、2100年などといった任意に選ばれた年の平均気温を予測するものだった。
今回の研究は、世界をいくつかの地域に分け、気候変動が閾値を超え、これまでは異常気象とみなされてきた天気事象が「普通」となる年を探った。
モラ氏は「どのシナリオかにかかわらず、変化はもうじき起こる」と述べ、生物種は適応や移動、または絶滅を強いられると警告している。
米カーネギー研究所(Carnegie Institution for Science)地球生態学部のケン・カルデイラ(Ken Caldeira)氏も
「人類が世界の生態系をまったく新しい、生態系自らが対処できない状況へ押しやっていることを示す研究だ。
様々な絶滅が起こるだろう」
とコメントしている。
最も早く、最も大きな打撃を受けると研究が予測しているのは、熱帯だ。
熱帯の植物や動物は、気候の多様性に慣れていないため、小さな変化にも弱い。
「熱帯には世界で最も素晴らしい海洋性、陸生生物の多様性があるが、地球上の他の場所よりも約10年早く、未知の気候を経験するだろう」
と論文執筆者らは述べる。
世界人口の多くが住み、また世界の食糧供給に大きく貢献している地域でもある。
今回の論文の共著者ライアン・ロングマン(Ryan Longman)氏は
「発展途上国を中心に、楽観的なシナリオでも10億人超、このままで進んだ場合のシナリオでは50億人が、2050年より前に異常気象を経験する地域に暮らすことになる。
研究結果は、未知の気候の打撃を最初に受ける国々は、対処能力が最もない国だという点を示唆している」
と指摘している。
信頼性の高い気象データーのある過去150年間に観測された異常気象が「普通」となる時点は「気候逸脱の時機」と呼ばれている。
現在のまま進んだ場合の排出シナリオに沿って研究チームが予測している「気候逸脱の時機」は、
●.インドネシアのマノクワリ(Manokwari)が2020年、
●.ナイジェリアのラゴス(Lagos)が2029年、
●.メキシコ市(Mexico City)が2031年、
●.アイスランドのレイキャビク(Reykjavik)が2066年、
●.米アラスカ(Alaska)州のアンカレッジ(Anchorage)が2071年
となっている。
(c)AFP
』
【人口爆発から大飢餓へ】
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●米航空宇宙局(NASA)が提供した、1981年から2008年にかけての秋の北極周辺の温度の傾向をとらえた画像(2010年4月28日撮影)。(c)AFP/Goddard Space Flight Center Scientific Visualization Studio
AFP BBnews 2013年10月18日 10:50 発信地:パリ/フランス 【写真】 【ブログ】
http://www.afpbb.com/articles/-/3001529
異常気象が「普通」に、気候激変の節目は最速で2047年 米研究
【10月18日 AFP】
地球が気候の激変を経験する時期はすでに34年後に迫っており、私たちが見知っている環境は永遠に変わってしまうとする気候変動予測が前週、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。
論文によると、現在の温室効果ガスの排出傾向でいけば、地球上の多くの場所が、過去に記録されている異常気象を超える気候に移行するのは2047年。
仮に化石燃料の使用による排出量が安定化するシナリオであれば、2069年まで先延ばしされるという。
今回の論文の主著者でハワイ大学(University of Hawaii)地理学部のカミーロ・モラ(Camilo Mora)氏は声明で「この結果にがく然とした。
私たちの生きているうちに、私たちが慣れ親しんでいる気候は過去のものになってしまうということだ」と驚きを語った。
気候変動研究の大半は、2100年などといった任意に選ばれた年の平均気温を予測するものだった。
今回の研究は、世界をいくつかの地域に分け、気候変動が閾値を超え、これまでは異常気象とみなされてきた天気事象が「普通」となる年を探った。
モラ氏は「どのシナリオかにかかわらず、変化はもうじき起こる」と述べ、生物種は適応や移動、または絶滅を強いられると警告している。
米カーネギー研究所(Carnegie Institution for Science)地球生態学部のケン・カルデイラ(Ken Caldeira)氏も
「人類が世界の生態系をまったく新しい、生態系自らが対処できない状況へ押しやっていることを示す研究だ。
様々な絶滅が起こるだろう」
とコメントしている。
最も早く、最も大きな打撃を受けると研究が予測しているのは、熱帯だ。
熱帯の植物や動物は、気候の多様性に慣れていないため、小さな変化にも弱い。
「熱帯には世界で最も素晴らしい海洋性、陸生生物の多様性があるが、地球上の他の場所よりも約10年早く、未知の気候を経験するだろう」
と論文執筆者らは述べる。
世界人口の多くが住み、また世界の食糧供給に大きく貢献している地域でもある。
今回の論文の共著者ライアン・ロングマン(Ryan Longman)氏は
「発展途上国を中心に、楽観的なシナリオでも10億人超、このままで進んだ場合のシナリオでは50億人が、2050年より前に異常気象を経験する地域に暮らすことになる。
研究結果は、未知の気候の打撃を最初に受ける国々は、対処能力が最もない国だという点を示唆している」
と指摘している。
信頼性の高い気象データーのある過去150年間に観測された異常気象が「普通」となる時点は「気候逸脱の時機」と呼ばれている。
現在のまま進んだ場合の排出シナリオに沿って研究チームが予測している「気候逸脱の時機」は、
●.インドネシアのマノクワリ(Manokwari)が2020年、
●.ナイジェリアのラゴス(Lagos)が2029年、
●.メキシコ市(Mexico City)が2031年、
●.アイスランドのレイキャビク(Reykjavik)が2066年、
●.米アラスカ(Alaska)州のアンカレッジ(Anchorage)が2071年
となっている。
(c)AFP
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【人口爆発から大飢餓へ】
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世界初の「気候変動難民」申請:太平洋島国の男性
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●キリバスのキリスィマスィ(Kiritimati)環礁で、地球温暖化による海面上昇への対策として石の護岸を築く住民たち(撮影日不明)。(c)AFP/SPC
『
AFP BBnews 2013年10月18日 22:02 発信地:ウェリントン/ニュージーランド
http://www.afpbb.com/articles/-/3001693
世界初の「気候変動難民」申請、太平洋島国の男性
【10月18日 AFP】太平洋の島しょ国キリバス出身の男性が、世界初の「気候変動難民」としてニュージーランド政府に亡命を申請している。
男性の弁護士が17日に発表したところによると、キリバス人のイオアネ・テイティオタ(Ioane Teitiota)さん(37)は、気候変動による海面上昇によって、国土の海抜が低いキリバスは水没の危機にあるとしてニュージーランドに難民認定を申請した。
しかしニュージーランドの移民当局は申請を却下し、テイティオタさんをキリバスに送還する決定を下したため、テイティオタさんは今週、高等裁判所に訴えを起こした。
マイケル・キット(Michael Kitt)弁護士は、テイティオタさんのビザの期限が切れていることは認めながらも、キリバスで遭遇する困難を考慮し、送還すべきではないと反論している。
キリバスは30を超える環礁からなる国で、環礁の多くは海抜数メートルしかない。
キット弁護士によれば、すでに国土の一部が海水に浸っており、穀物や飲料水に悪影響が出ている。
ラジオ・ニュージーランド(Radio New Zealand)に出演した同弁護士は
「真水は人間の基本的権利だ。
しかしキリバス政府には、そうしたものを保障する能力も意志もない。何故ならば完全に彼らの手には負えないからだ」
と訴えた。
(c)AFP
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●キリバスのキリスィマスィ(Kiritimati)環礁で、地球温暖化による海面上昇への対策として石の護岸を築く住民たち(撮影日不明)。(c)AFP/SPC
『
AFP BBnews 2013年10月18日 22:02 発信地:ウェリントン/ニュージーランド
http://www.afpbb.com/articles/-/3001693
世界初の「気候変動難民」申請、太平洋島国の男性
【10月18日 AFP】太平洋の島しょ国キリバス出身の男性が、世界初の「気候変動難民」としてニュージーランド政府に亡命を申請している。
男性の弁護士が17日に発表したところによると、キリバス人のイオアネ・テイティオタ(Ioane Teitiota)さん(37)は、気候変動による海面上昇によって、国土の海抜が低いキリバスは水没の危機にあるとしてニュージーランドに難民認定を申請した。
しかしニュージーランドの移民当局は申請を却下し、テイティオタさんをキリバスに送還する決定を下したため、テイティオタさんは今週、高等裁判所に訴えを起こした。
マイケル・キット(Michael Kitt)弁護士は、テイティオタさんのビザの期限が切れていることは認めながらも、キリバスで遭遇する困難を考慮し、送還すべきではないと反論している。
キリバスは30を超える環礁からなる国で、環礁の多くは海抜数メートルしかない。
キット弁護士によれば、すでに国土の一部が海水に浸っており、穀物や飲料水に悪影響が出ている。
ラジオ・ニュージーランド(Radio New Zealand)に出演した同弁護士は
「真水は人間の基本的権利だ。
しかしキリバス政府には、そうしたものを保障する能力も意志もない。何故ならば完全に彼らの手には負えないからだ」
と訴えた。
(c)AFP
』
2013年10月14日月曜日
中国水不足:「南水北調」だけでは解決不可、水道料金が欧州の10分の1
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●12日、英誌エコノミストが、中国の水不足解決について伝えた。写真は汚染が深刻な中国の川。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年10月13日 18時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77849&type=0
中国の水不足、「南水北調」だけでは解決できない―英誌
2013年10月12日、英誌エコノミストが、中国の水不足解決について述べた。
環球時報が伝えた。
中国南部は草木が茂り湖沼が多いものの、全人口の半分が暮らし農地も多い北部はまるで砂漠のようだ。
中国では今、水資源の不足を解決するため、500億ドル(約4兆9000億円)を投じ「南水北調」と呼ばれる南部の水を北部にひくプロジェクトが行われている。
国際的な水不足の定義では、1人あたり年間使用量が1000立方メートル以下となっているが、中国北部の1人あたりの数値はこの5分の1にも及ばない。
水源が消失しつつあることで、水不足の状況は悪化の一途をたどっている。
1950年代、中国には流域面積100平方キロメートル以上の河川が5万本もあったが、現在は2万3000本にまで減少している。
2万7000本の川が消滅したのは、主に農工業による土地の乱用が原因だ。
中国は南水北調以外にもさまざまな対策をとる必要がある。
南水北調は、巨大なコストがかかるうえに、修復不可能な環境破壊をもたらす。
ダム建設や河川を分岐させることでは供給を解決することしかできない。
中国政府は需要の問題にもっと注目すべきだろう。
水の浪費を減らし、限りある水源の供給をより有効に利用するのだ。
中国の大多数の都市は水道料金が欧州の10分の1と安く、この間違った価格設定が水の浪費につながるのだ。
工業用水は再利用が少な過ぎるし、
農業も浪費が多過ぎる。
水道料金の値上げは農業や工場生産のコストを上昇させるだろうが、巨額を投じる全国規模のプロジェクトよりは安上がりだ。
また、中国は水不足問題を念頭に置いたうえで新たに発展計画を制定すべきである。
中国はゴビ砂漠に人口100万人の大都市を建設しているが、あまり意味がない。
政府は水資源の乏しい地区で水の需要を刺激することはやめるべきだ。
さらに、水資源を汚染した者も罰するべきだ。
国土資源部によると、中国北部の地下水源の半分は汚染が深刻で、飲用はもちろん風呂にも適さず、ある水源は有毒物質が多過ぎて農業灌漑にすら使用できなくなっている。
汚染を減らすことは、中国国民の健康レベルを引き上げるだけでなく、何基ものダムに匹敵する好ましい効果をもたらすことになる。
』
【人口爆発から大飢餓へ】
__
●12日、英誌エコノミストが、中国の水不足解決について伝えた。写真は汚染が深刻な中国の川。
レコードチャイナ 配信日時:2013年10月13日 18時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77849&type=0
中国の水不足、「南水北調」だけでは解決できない―英誌
2013年10月12日、英誌エコノミストが、中国の水不足解決について述べた。
環球時報が伝えた。
中国南部は草木が茂り湖沼が多いものの、全人口の半分が暮らし農地も多い北部はまるで砂漠のようだ。
中国では今、水資源の不足を解決するため、500億ドル(約4兆9000億円)を投じ「南水北調」と呼ばれる南部の水を北部にひくプロジェクトが行われている。
国際的な水不足の定義では、1人あたり年間使用量が1000立方メートル以下となっているが、中国北部の1人あたりの数値はこの5分の1にも及ばない。
水源が消失しつつあることで、水不足の状況は悪化の一途をたどっている。
1950年代、中国には流域面積100平方キロメートル以上の河川が5万本もあったが、現在は2万3000本にまで減少している。
2万7000本の川が消滅したのは、主に農工業による土地の乱用が原因だ。
中国は南水北調以外にもさまざまな対策をとる必要がある。
南水北調は、巨大なコストがかかるうえに、修復不可能な環境破壊をもたらす。
ダム建設や河川を分岐させることでは供給を解決することしかできない。
中国政府は需要の問題にもっと注目すべきだろう。
水の浪費を減らし、限りある水源の供給をより有効に利用するのだ。
中国の大多数の都市は水道料金が欧州の10分の1と安く、この間違った価格設定が水の浪費につながるのだ。
工業用水は再利用が少な過ぎるし、
農業も浪費が多過ぎる。
水道料金の値上げは農業や工場生産のコストを上昇させるだろうが、巨額を投じる全国規模のプロジェクトよりは安上がりだ。
また、中国は水不足問題を念頭に置いたうえで新たに発展計画を制定すべきである。
中国はゴビ砂漠に人口100万人の大都市を建設しているが、あまり意味がない。
政府は水資源の乏しい地区で水の需要を刺激することはやめるべきだ。
さらに、水資源を汚染した者も罰するべきだ。
国土資源部によると、中国北部の地下水源の半分は汚染が深刻で、飲用はもちろん風呂にも適さず、ある水源は有毒物質が多過ぎて農業灌漑にすら使用できなくなっている。
汚染を減らすことは、中国国民の健康レベルを引き上げるだけでなく、何基ものダムに匹敵する好ましい効果をもたらすことになる。
』
【人口爆発から大飢餓へ】
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2013年10月8日火曜日
激甚台風中国に上陸 70万人超が避難:インドではサイクロン55万人避難
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●中国東部・浙江(Zhejiang)省温嶺(Wenling)で、台風23号(アジア名:フィートウ、Fitow)の接近に伴い高波が押し寄せる堤防沿いを走る警備隊員ら(2013年10月6日撮影)。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3000948
台風23号、中国東部に上陸 70万人超が避難
【10月7日 AFP】
台風23号(アジア名:フィートウ、Fitow)は7日、中国東部沿岸に上陸した。
同国ではこの台風によりこれまで70万人以上が避難を余儀なくされており、気象当局は6日、警戒レベルを最大に引き上げている。
国営新華社(Xinhua)通信によると、台風23号は7日早朝、最大風速41メートルの勢力で福建(Fujian)省に上陸。
周辺地域に豪雨をもたらし、広い範囲で停電が発生した。
浙江(Zhejiang)省で57万4000人が、福建省では17万7000人が避難を強いられているという。
気象当局によると、台風23号は今後、北西に向かうと予測されるが、急速に勢力を弱める見込みだ。
(c)AFP
』
ニューオーリンズを水没させたのが「ハリケーン・カトリーナ」。
死亡・行方不明合わせて2,500人。
激甚気象が端的に現れたものである。
今後もこのような激甚台風の襲来が予想されていた。
おそらく台風23号も激甚台風であろう。
『
Wikipedia ハリケーン・カトリーナ
ハリケーン・カトリーナ (Hurricane Katrina) は、2005年8月末にアメリカ合衆国南東部を襲った大型のハリケーンである。
ハリケーンの強さを表すシンプソン・スケールで、最大時で最高のカテゴリー5、ルイジアナ州上陸時でカテゴリー3である。 '
2005年8月23日、バハマ南東で熱帯低気圧が発生。小アンティル諸島方面から西進してきた10番目の熱帯低気圧の残骸と合体し、12番目の熱帯低気圧となる。
8月24日朝、11番目の熱帯性暴風となり、「カトリーナ」と名付けられる(日本流に言うと「台風11号」に相当する)。
8月25日、ハリケーンとなりフロリダ半島に上陸。その後、いったんメキシコ湾に抜ける。フロリダでの死者7名。
8月28日、ブッシュ大統領はルイジアナ州に非常事態宣言、ニューオーリンズ市は48万人の市民に避難命令を発令。
8月29日、ルイジアナ州に再上陸。その後、勢力を落としながら北上。当初、死者は少なくとも55名と報道。
8月30日、ミシシッピ州の東部を通過中に熱帯性暴風になる。ニューオーリンズの8割が水没したとの報道。
8月31日、大統領が休暇を切り上げワシントンに戻る。カトリーナはカナダ南東部に達し、前線の一部となる。
●.8月31日、水没したニューオーリンズ市。エアフォースワンから撮影。
9月2日、ルイジアナ州ニューオーリンズに、州兵1,200人が到着。食料・水・医薬品等の救援物資も到着。ブッシュ大統領がルイジアナ州、ミシシッピ州、アラバマ州を視察。アメリカ合衆国議会では復旧対策費として105億ドルの緊急補正予算が成立。
9月3日、スーパードーム等の避難所に避難していた住民約2万人の周辺地域への脱出が完了。死者は数千人に上ると政府高官が認める。大統領は被災地に兵士7,200人の派遣を命令。
9月4日、犠牲者の遺体の捜索、収容が始まる。復旧作業中の作業員9人が銃撃され、警察は容疑者5人を射殺。ライス国務長官、ラムズフェルド国防長官が被災地を訪問。
9月5日、冠水したニューオーリンズ市の排水作業が本格化。被害の軽い地域の住民が一時帰宅。大統領が被災地を再度訪問。災害救助にあたる米軍の数が5万人を超える。
9月7日、避難せずにニューオーリンズ市内に残る約1万人の住人に対して、強制的に退去させると発表。
9月8日、被災地の復旧費用を盛り込んだ総額518億ドルの追加補正予算が成立。
カリブ海沿岸、米南部などを中心に被害があり、フロリダ州などで死者が出たが、再上陸後のミシシッピ州、ルイジアナ州での被害が大きい。
ミシシッピ州ではガルフポート、ビロクシといった湾岸都市、ルイジアナ州ではポンチャートレイン湖に面するニューオーリンズが壊滅的な被害を受けた。
ニューオーリンズでは湖及び工業水路の複数個所で堤防が決壊し、その結果、市内の陸上面積の8割が水没した。
上陸前から避難命令が出ていたにもかかわらず、死者は防げず、確認された死者は9月1日段階で数百人を超えた。
この中には避難命令を受けた老人ホームの職員が真っ先に逃げ出したために自力で避難できなかった高齢者も少なからず含まれている。またヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch/世界第2の規模の人権NGO)の発表によれば、ニューオーリンズの刑務所で看守不在のまま受刑者600人以上が水や食料も与えられず4日間放置され、受刑者517人が行方不明になった。
罹災後、市の公共サービスは完全に麻痺し、市の完全封鎖を含む緊急事態宣言が出され、避難中の市民も他所に転出することが決まった。
市内で最大の避難所ルイジアナ・スーパードームへの避難者はテキサス州アストロドームへ移転する。
しかし行政が避難後の対応まで考慮していなかった影響で移転は全く進まず、しかも支援物資の不足により、高齢者などの衰弱死が相次いだ。
たとえば避難命令の時点では、食料は避難者が持参するものとされていた。
また、被災者名簿の作成が追いつかず新たな避難先に移転した際、家族と離れ離れになる被災者が続出している。
市内の各地では廃墟のような街並みが広がり、遺体が水面を流れているといった光景が広がった。
避難命令があったものの、移動手段をもたない低所得者が取り残され、市内の食料品店などで略奪行為が続発した他、放火と見られる火災も起きている。
2日現在でも避難者の移転作業が続いているが、略奪等により作業が妨げられていると市警察当局は非難している。
市内では他にもレイプ、救援車両・医薬品輸送車への襲撃なども行われており、市内は無法地帯と化しているとの情報も流れた。
そのため、州兵が現地に派遣され治安維持に当たった。
約2万8,500人が避難しているヒューストンのアストロドーム球場では、感染性胃腸炎が集団発生するといった新たな被害が発生した。
罹災から1週間以上が経過した7日までに感染症で150人が隔離された。
また、テキサス州やミシシッピ州に移送された4人がビブリオ・バルニフィカスという細菌に感染し死亡した。
救助活動は過酷で、任務にあたった警察官、州兵の中から、逃亡や自殺者が出た。
』
激甚化した気象状況のなかでは、荒れ狂う台風、突破的に発生する竜巻、灼熱の夏、驚くべく積雪量を]観測する冬など、なんでもありが続く。
中国に続いて、今度はインド。
『
CNN ニュース 2013.10.13 Sun posted at 14:00 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35038460.html
インドに巨大サイクロン上陸、死者も 50万人避難
インド東部ブバネシュワル(CNN) インド東部のベンガル湾沿岸に12日、14年ぶりの規模となる巨大サイクロン「ファイリン」が上陸した。倒れた木の下敷きになるなどして死者が出たとの情報もある。
サイクロンは同日午後9時ごろ、オリッサ州東部に上陸した。上陸時の風速は約63メートル。近隣の街では停電が発生。
樹木も倒れ、建物の屋根が飛ばされたり窓が割れたりする被害が出た。
同州の災害対策当局者は13日、少なくとも6人が死亡したと発表した。
インドの放送局は地元警察の話として7人が死亡したと伝えている。
また別の当局者によると、ガンジャム地区の被害が最も大きく、被害の全容はまだ掴めていない。
消防当局や国の救援チームなどが夜を徹して救助に当たっているという。
海岸から約50キロ離れた州都ブバネシュワルでは11日からの雨量が200ミリを超え、10月の平均降水量の165ミリを上回った。
気象当局は、泥壁と竹でできた民家や老朽化したビルに甚大な被害が出る恐れがあると警告した。
1999年10月にオリッサ州に上陸したサイクロンでは1万人以上の死者が出た。
悲劇を繰り返すまいとする州当局は犠牲者ゼロを目標に、強制措置も辞さない構えで避難命令を出した。
インド災害対策当局の責任者によると、同州では沿岸部の低地に住む住民ら50万人以上が徒歩や自転車で避難し、学校や政府機関などに設けた約250カ所の避難所に収容された。
』
『
2013/10/13 10:52 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013101301001215.html
インド、サイクロン死者7人に 犠牲者拡大の恐れ
【ニューデリー共同】インド東部の沿岸に上陸した大型サイクロンによる被害は13日も拡大し、地元メディアは暴風雨による死者が7人、行方不明者18人。
避難した住民は55万人になったと報じた。
犠牲者はさらに増える恐れがある。
AP通信によると、衛星写真で確認されたサイクロンは、フランス全土を覆うほどの規模。
1万人以上が犠牲となった1999年の超大型サイクロン以来となる甚大な被害が懸念されている。
地元当局は、大規模な住民の避難により、人的被害は最小限に抑えられたとみているが、住宅や電気・通信インフラ、農作物が甚大な被害を受けた。
』
そして日本にも。
『
msn ニュース 2013.10.16 21:25
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131016/dst13101621270043-n1.htm
【台風26号】
気象条件・島の地質・深夜の急接近…伊豆大島、重なった悪条件
●台風26号の影響で大きな被害が出た伊豆大島。山肌があらわになった=16日、東京都大島町(本社チャーターヘリから、内藤博撮影)
関東に接近する台風としては「この10年で最強」とされる台風26号。
東海から東北までの広範囲に被害を及ぼしたが、特に東京・伊豆大島では観測史上最多の記録的な大雨となり、多数の死者、行方不明者を出した。
なぜ、伊豆大島に被害が集中したのか。
■進路と前線と転向点
気象庁によると、伊豆諸島の大雨の要因は、台風26号の進路に島がぶつかったことに加え、26号の接近に伴ってできた前線が、15日夜から16日未明にかけ、伊豆大島から房総半島に停滞したことにある。
前線は南から吹き込む暖かく湿った空気と陸側の冷たい空気がぶつかって形成される。
今回は台風が暖かく湿った風をもたらしたが、この風の勢力が強く広範囲だったため積乱雲が発達、激しい雨を降らせやすい「明瞭な前線」(気象庁担当者)になった。
さらに伊豆大島の南海上は、それまで台風が進んできた進路を北西から北東に変える「転向点」にあたった。
転向点付近では台風が速度を落とすため雨雲がとどまりやすい。
今年9月の台風18号や平成23年の紀伊半島豪雨も、台風の転向点付近で雨雲が長くとどまったことが被害を拡大させた。
気象庁の松本積(つもる)予報官(55)は
「伊豆大島は周囲が海で遮るものがなかった分、本州よりも発達した雨雲の影響を受けやすかった」
と話す。
■積み重なった火山灰
大雨は島内に巨大な土石流を発生させ、西部沿岸部を中心に大きな被害をもたらした。独立行政法人土木研究所(茨城県つくば市)の石塚忠範(ただのり)上席研究員(50)は「24時間で800ミリを超える雨が降れば、どこで土砂崩れが起きてもおかしくない」とした上で、「被害拡大には伊豆大島特有の地質が影響した可能性もある」と指摘する。
火山である三原山によって作られた伊豆大島の地層は、過去の噴火で発生した溶岩流や火山灰が積み重なってできている。こうした場所には、噴火時の状況によって水を通しやすい地層や、通しにくい地層ができることがあり、この地層の境目では土砂崩れが起きやすい。崩れた土砂が川などに流れ込み、水と一緒に下っていくと土石流になる。
「昨年7月の九州北部豪雨の際にも、三原山と同じ火山の阿蘇山(熊本県)の斜面で土砂崩れが発生していた」と石塚氏。「今回も報道の映像で見る限りでは、火山周辺特有の現象が生まれていた可能性がある」と話した。
■「指示」ためらわせた暗闇
伊豆大島の大島町は台風26号が襲来しても住民に避難勧告や避難指示は出さず、防災無線での注意にとどめた。
行政対応も被害を拡大させた可能性がある。
勧告や指示は、災害時や災害発生の可能性がある場合、安全な場所への避難や屋内待避を求める措置で自治体の首長が発令する。
町によると、雨が強くなり始めた15日深夜、勧告や指示を出すか検討したが見送った。
理由について川島理史(まさふみ)町長(61)は
「激しい風雨であり、深夜の1時や2時に勧告すれば、被害者を増やす恐れがあると考えた」
と説明した。
町は16日午前3時半ごろ、防災無線で
「沢が氾濫しているので、注意を願います」
と呼びかけるにとどめた。
課題が残った夜間の避難誘導。
群馬大の片田敏孝教授(52)=防災学=は
「10年に1度の規模の台風であることは気象庁も事前に周知を図っており、夜にかけて状況が悪くなることは予想できた」
と指摘。
「夜間は二次被害の危険性も高まり、街灯もない地域での避難誘導は困難さを増す。
雨が激しくなって発令の検討を始めるのでは遅く、台風が本格襲来する前に早めに避難勧告を出すべきだった」
としている。
』
さらには、フィリッピンへ。
『
jiji.com 2013/11/08-21:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013110801051
今年最強の台風がフィリピン上陸=3人死亡、75万人避難
8日、台風30号が直撃したフィリピンの中部レガスピの岸壁近くを歩く住民(AFP=時事)
【マニラ時事】今年発生した台風の中で最も勢力が強い台風30号が8日、フィリピンを直撃し、国家災害対策本部によると、これまでに3人が死亡、約75万人が避難した。
日本の気象庁によると、台風30号は中心付近の最大風速が55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中部サマール島やレイテ島を通過し、西に向かって進んでいる。
地元メディアによれば、中部セブ州の北端で地滑りが発生したほか、被災地各地で停電となった。通信回線の断線などにより被害状況の確認が難航している。
在フィリピン日本大使館によれば、これまでに日本人が被害に遭ったとの情報はないが、引き続き安否確認を進めている。
』
【超大型激甚台風30号(ハイエン)】
【人口爆発から大飢餓へ】
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●中国東部・浙江(Zhejiang)省温嶺(Wenling)で、台風23号(アジア名:フィートウ、Fitow)の接近に伴い高波が押し寄せる堤防沿いを走る警備隊員ら(2013年10月6日撮影)。(c)AFP
『
AFP BBnews 2013年10月07日 11:14 発信地:北京/中国http://www.afpbb.com/articles/-/3000948
台風23号、中国東部に上陸 70万人超が避難
【10月7日 AFP】
台風23号(アジア名:フィートウ、Fitow)は7日、中国東部沿岸に上陸した。
同国ではこの台風によりこれまで70万人以上が避難を余儀なくされており、気象当局は6日、警戒レベルを最大に引き上げている。
国営新華社(Xinhua)通信によると、台風23号は7日早朝、最大風速41メートルの勢力で福建(Fujian)省に上陸。
周辺地域に豪雨をもたらし、広い範囲で停電が発生した。
浙江(Zhejiang)省で57万4000人が、福建省では17万7000人が避難を強いられているという。
気象当局によると、台風23号は今後、北西に向かうと予測されるが、急速に勢力を弱める見込みだ。
(c)AFP
』
ニューオーリンズを水没させたのが「ハリケーン・カトリーナ」。
死亡・行方不明合わせて2,500人。
激甚気象が端的に現れたものである。
今後もこのような激甚台風の襲来が予想されていた。
おそらく台風23号も激甚台風であろう。
『
Wikipedia ハリケーン・カトリーナ
ハリケーン・カトリーナ (Hurricane Katrina) は、2005年8月末にアメリカ合衆国南東部を襲った大型のハリケーンである。
ハリケーンの強さを表すシンプソン・スケールで、最大時で最高のカテゴリー5、ルイジアナ州上陸時でカテゴリー3である。 '
2005年8月23日、バハマ南東で熱帯低気圧が発生。小アンティル諸島方面から西進してきた10番目の熱帯低気圧の残骸と合体し、12番目の熱帯低気圧となる。
8月24日朝、11番目の熱帯性暴風となり、「カトリーナ」と名付けられる(日本流に言うと「台風11号」に相当する)。
8月25日、ハリケーンとなりフロリダ半島に上陸。その後、いったんメキシコ湾に抜ける。フロリダでの死者7名。
8月28日、ブッシュ大統領はルイジアナ州に非常事態宣言、ニューオーリンズ市は48万人の市民に避難命令を発令。
8月29日、ルイジアナ州に再上陸。その後、勢力を落としながら北上。当初、死者は少なくとも55名と報道。
8月30日、ミシシッピ州の東部を通過中に熱帯性暴風になる。ニューオーリンズの8割が水没したとの報道。
8月31日、大統領が休暇を切り上げワシントンに戻る。カトリーナはカナダ南東部に達し、前線の一部となる。
●.8月31日、水没したニューオーリンズ市。エアフォースワンから撮影。
9月2日、ルイジアナ州ニューオーリンズに、州兵1,200人が到着。食料・水・医薬品等の救援物資も到着。ブッシュ大統領がルイジアナ州、ミシシッピ州、アラバマ州を視察。アメリカ合衆国議会では復旧対策費として105億ドルの緊急補正予算が成立。
9月3日、スーパードーム等の避難所に避難していた住民約2万人の周辺地域への脱出が完了。死者は数千人に上ると政府高官が認める。大統領は被災地に兵士7,200人の派遣を命令。
9月4日、犠牲者の遺体の捜索、収容が始まる。復旧作業中の作業員9人が銃撃され、警察は容疑者5人を射殺。ライス国務長官、ラムズフェルド国防長官が被災地を訪問。
9月5日、冠水したニューオーリンズ市の排水作業が本格化。被害の軽い地域の住民が一時帰宅。大統領が被災地を再度訪問。災害救助にあたる米軍の数が5万人を超える。
9月7日、避難せずにニューオーリンズ市内に残る約1万人の住人に対して、強制的に退去させると発表。
9月8日、被災地の復旧費用を盛り込んだ総額518億ドルの追加補正予算が成立。
カリブ海沿岸、米南部などを中心に被害があり、フロリダ州などで死者が出たが、再上陸後のミシシッピ州、ルイジアナ州での被害が大きい。
ミシシッピ州ではガルフポート、ビロクシといった湾岸都市、ルイジアナ州ではポンチャートレイン湖に面するニューオーリンズが壊滅的な被害を受けた。
ニューオーリンズでは湖及び工業水路の複数個所で堤防が決壊し、その結果、市内の陸上面積の8割が水没した。
上陸前から避難命令が出ていたにもかかわらず、死者は防げず、確認された死者は9月1日段階で数百人を超えた。
この中には避難命令を受けた老人ホームの職員が真っ先に逃げ出したために自力で避難できなかった高齢者も少なからず含まれている。またヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch/世界第2の規模の人権NGO)の発表によれば、ニューオーリンズの刑務所で看守不在のまま受刑者600人以上が水や食料も与えられず4日間放置され、受刑者517人が行方不明になった。
罹災後、市の公共サービスは完全に麻痺し、市の完全封鎖を含む緊急事態宣言が出され、避難中の市民も他所に転出することが決まった。
市内で最大の避難所ルイジアナ・スーパードームへの避難者はテキサス州アストロドームへ移転する。
しかし行政が避難後の対応まで考慮していなかった影響で移転は全く進まず、しかも支援物資の不足により、高齢者などの衰弱死が相次いだ。
たとえば避難命令の時点では、食料は避難者が持参するものとされていた。
また、被災者名簿の作成が追いつかず新たな避難先に移転した際、家族と離れ離れになる被災者が続出している。
市内の各地では廃墟のような街並みが広がり、遺体が水面を流れているといった光景が広がった。
避難命令があったものの、移動手段をもたない低所得者が取り残され、市内の食料品店などで略奪行為が続発した他、放火と見られる火災も起きている。
2日現在でも避難者の移転作業が続いているが、略奪等により作業が妨げられていると市警察当局は非難している。
市内では他にもレイプ、救援車両・医薬品輸送車への襲撃なども行われており、市内は無法地帯と化しているとの情報も流れた。
そのため、州兵が現地に派遣され治安維持に当たった。
約2万8,500人が避難しているヒューストンのアストロドーム球場では、感染性胃腸炎が集団発生するといった新たな被害が発生した。
罹災から1週間以上が経過した7日までに感染症で150人が隔離された。
また、テキサス州やミシシッピ州に移送された4人がビブリオ・バルニフィカスという細菌に感染し死亡した。
救助活動は過酷で、任務にあたった警察官、州兵の中から、逃亡や自殺者が出た。
』
激甚化した気象状況のなかでは、荒れ狂う台風、突破的に発生する竜巻、灼熱の夏、驚くべく積雪量を]観測する冬など、なんでもありが続く。
中国に続いて、今度はインド。
『
CNN ニュース 2013.10.13 Sun posted at 14:00 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35038460.html
インドに巨大サイクロン上陸、死者も 50万人避難
インド東部ブバネシュワル(CNN) インド東部のベンガル湾沿岸に12日、14年ぶりの規模となる巨大サイクロン「ファイリン」が上陸した。倒れた木の下敷きになるなどして死者が出たとの情報もある。
サイクロンは同日午後9時ごろ、オリッサ州東部に上陸した。上陸時の風速は約63メートル。近隣の街では停電が発生。
樹木も倒れ、建物の屋根が飛ばされたり窓が割れたりする被害が出た。
同州の災害対策当局者は13日、少なくとも6人が死亡したと発表した。
インドの放送局は地元警察の話として7人が死亡したと伝えている。
また別の当局者によると、ガンジャム地区の被害が最も大きく、被害の全容はまだ掴めていない。
消防当局や国の救援チームなどが夜を徹して救助に当たっているという。
海岸から約50キロ離れた州都ブバネシュワルでは11日からの雨量が200ミリを超え、10月の平均降水量の165ミリを上回った。
気象当局は、泥壁と竹でできた民家や老朽化したビルに甚大な被害が出る恐れがあると警告した。
1999年10月にオリッサ州に上陸したサイクロンでは1万人以上の死者が出た。
悲劇を繰り返すまいとする州当局は犠牲者ゼロを目標に、強制措置も辞さない構えで避難命令を出した。
インド災害対策当局の責任者によると、同州では沿岸部の低地に住む住民ら50万人以上が徒歩や自転車で避難し、学校や政府機関などに設けた約250カ所の避難所に収容された。
』
『
2013/10/13 10:52 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013101301001215.html
インド、サイクロン死者7人に 犠牲者拡大の恐れ
【ニューデリー共同】インド東部の沿岸に上陸した大型サイクロンによる被害は13日も拡大し、地元メディアは暴風雨による死者が7人、行方不明者18人。
避難した住民は55万人になったと報じた。
犠牲者はさらに増える恐れがある。
AP通信によると、衛星写真で確認されたサイクロンは、フランス全土を覆うほどの規模。
1万人以上が犠牲となった1999年の超大型サイクロン以来となる甚大な被害が懸念されている。
地元当局は、大規模な住民の避難により、人的被害は最小限に抑えられたとみているが、住宅や電気・通信インフラ、農作物が甚大な被害を受けた。
』
そして日本にも。
『
msn ニュース 2013.10.16 21:25
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131016/dst13101621270043-n1.htm
【台風26号】
気象条件・島の地質・深夜の急接近…伊豆大島、重なった悪条件
●台風26号の影響で大きな被害が出た伊豆大島。山肌があらわになった=16日、東京都大島町(本社チャーターヘリから、内藤博撮影)
関東に接近する台風としては「この10年で最強」とされる台風26号。
東海から東北までの広範囲に被害を及ぼしたが、特に東京・伊豆大島では観測史上最多の記録的な大雨となり、多数の死者、行方不明者を出した。
なぜ、伊豆大島に被害が集中したのか。
■進路と前線と転向点
気象庁によると、伊豆諸島の大雨の要因は、台風26号の進路に島がぶつかったことに加え、26号の接近に伴ってできた前線が、15日夜から16日未明にかけ、伊豆大島から房総半島に停滞したことにある。
前線は南から吹き込む暖かく湿った空気と陸側の冷たい空気がぶつかって形成される。
今回は台風が暖かく湿った風をもたらしたが、この風の勢力が強く広範囲だったため積乱雲が発達、激しい雨を降らせやすい「明瞭な前線」(気象庁担当者)になった。
さらに伊豆大島の南海上は、それまで台風が進んできた進路を北西から北東に変える「転向点」にあたった。
転向点付近では台風が速度を落とすため雨雲がとどまりやすい。
今年9月の台風18号や平成23年の紀伊半島豪雨も、台風の転向点付近で雨雲が長くとどまったことが被害を拡大させた。
気象庁の松本積(つもる)予報官(55)は
「伊豆大島は周囲が海で遮るものがなかった分、本州よりも発達した雨雲の影響を受けやすかった」
と話す。
■積み重なった火山灰
大雨は島内に巨大な土石流を発生させ、西部沿岸部を中心に大きな被害をもたらした。独立行政法人土木研究所(茨城県つくば市)の石塚忠範(ただのり)上席研究員(50)は「24時間で800ミリを超える雨が降れば、どこで土砂崩れが起きてもおかしくない」とした上で、「被害拡大には伊豆大島特有の地質が影響した可能性もある」と指摘する。
火山である三原山によって作られた伊豆大島の地層は、過去の噴火で発生した溶岩流や火山灰が積み重なってできている。こうした場所には、噴火時の状況によって水を通しやすい地層や、通しにくい地層ができることがあり、この地層の境目では土砂崩れが起きやすい。崩れた土砂が川などに流れ込み、水と一緒に下っていくと土石流になる。
「昨年7月の九州北部豪雨の際にも、三原山と同じ火山の阿蘇山(熊本県)の斜面で土砂崩れが発生していた」と石塚氏。「今回も報道の映像で見る限りでは、火山周辺特有の現象が生まれていた可能性がある」と話した。
■「指示」ためらわせた暗闇
伊豆大島の大島町は台風26号が襲来しても住民に避難勧告や避難指示は出さず、防災無線での注意にとどめた。
行政対応も被害を拡大させた可能性がある。
勧告や指示は、災害時や災害発生の可能性がある場合、安全な場所への避難や屋内待避を求める措置で自治体の首長が発令する。
町によると、雨が強くなり始めた15日深夜、勧告や指示を出すか検討したが見送った。
理由について川島理史(まさふみ)町長(61)は
「激しい風雨であり、深夜の1時や2時に勧告すれば、被害者を増やす恐れがあると考えた」
と説明した。
町は16日午前3時半ごろ、防災無線で
「沢が氾濫しているので、注意を願います」
と呼びかけるにとどめた。
課題が残った夜間の避難誘導。
群馬大の片田敏孝教授(52)=防災学=は
「10年に1度の規模の台風であることは気象庁も事前に周知を図っており、夜にかけて状況が悪くなることは予想できた」
と指摘。
「夜間は二次被害の危険性も高まり、街灯もない地域での避難誘導は困難さを増す。
雨が激しくなって発令の検討を始めるのでは遅く、台風が本格襲来する前に早めに避難勧告を出すべきだった」
としている。
』
さらには、フィリッピンへ。
『
jiji.com 2013/11/08-21:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013110801051
今年最強の台風がフィリピン上陸=3人死亡、75万人避難
8日、台風30号が直撃したフィリピンの中部レガスピの岸壁近くを歩く住民(AFP=時事)
【マニラ時事】今年発生した台風の中で最も勢力が強い台風30号が8日、フィリピンを直撃し、国家災害対策本部によると、これまでに3人が死亡、約75万人が避難した。
日本の気象庁によると、台風30号は中心付近の最大風速が55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中部サマール島やレイテ島を通過し、西に向かって進んでいる。
地元メディアによれば、中部セブ州の北端で地滑りが発生したほか、被災地各地で停電となった。通信回線の断線などにより被害状況の確認が難航している。
在フィリピン日本大使館によれば、これまでに日本人が被害に遭ったとの情報はないが、引き続き安否確認を進めている。
』
【超大型激甚台風30号(ハイエン)】
【人口爆発から大飢餓へ】
__
2013年10月7日月曜日
タイの出生率が史上最低に=女性の地位向上と教育レベルの上昇が関係か
_
●30日、中国新聞網によると、タイのマヒドール大学・人口社会研究所の最新の統計で、タイの出生率が史上最低を記録していることがわかった。写真はタイ・バンコク。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年10月6日 21時13分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77436&type=0
タイの出生率が史上最低に=女性の地位向上と教育レベルの上昇が関係か
=高齢化社会入り―中国メディア
2013年9月30日、中国新聞網によると、タイのマヒドール大学・人口社会研究所の最新の統計で、タイの出生率が史上最低を記録していることがわかった。
統計によると、タイでは1970年以前、女性1人あたり平均6人の子どもを産んでいたが、
現在は「1.6人」と大幅に減少している。
タイの国家統計局の2013年の調査では、過去45年来、毎年100万を超える出生届が出されていたが、2012年は80万件を下回った。
専門家によると、女性の社会的な地位の向上と教育レベルの上昇により、女性たちが結婚したがらない傾向にあるという。
特に都市部の女性は独身を望む傾向が強く、バンコクに住む30%の女性が独身だった。
また、結婚しても子どもを設けない夫婦も増えている。
15~59歳の労働者人口は、2010年には67%だったが、2040年には55.1%に減少するとみられており、福祉や医療サービスの整備が急がれる。タイは2005年にすでに高齢化社会となった。
現在、60歳以上の高齢者は総人口の10%だが、2027年には20%を超えると推計されている。
』
タイも日本や韓国と同じく、人口過飽和から適正人口へ移行する
●30日、中国新聞網によると、タイのマヒドール大学・人口社会研究所の最新の統計で、タイの出生率が史上最低を記録していることがわかった。写真はタイ・バンコク。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年10月6日 21時13分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77436&type=0
タイの出生率が史上最低に=女性の地位向上と教育レベルの上昇が関係か
=高齢化社会入り―中国メディア
2013年9月30日、中国新聞網によると、タイのマヒドール大学・人口社会研究所の最新の統計で、タイの出生率が史上最低を記録していることがわかった。
統計によると、タイでは1970年以前、女性1人あたり平均6人の子どもを産んでいたが、
現在は「1.6人」と大幅に減少している。
タイの国家統計局の2013年の調査では、過去45年来、毎年100万を超える出生届が出されていたが、2012年は80万件を下回った。
専門家によると、女性の社会的な地位の向上と教育レベルの上昇により、女性たちが結婚したがらない傾向にあるという。
特に都市部の女性は独身を望む傾向が強く、バンコクに住む30%の女性が独身だった。
また、結婚しても子どもを設けない夫婦も増えている。
15~59歳の労働者人口は、2010年には67%だったが、2040年には55.1%に減少するとみられており、福祉や医療サービスの整備が急がれる。タイは2005年にすでに高齢化社会となった。
現在、60歳以上の高齢者は総人口の10%だが、2027年には20%を超えると推計されている。
』
タイも日本や韓国と同じく、人口過飽和から適正人口へ移行する
「個体減少期」に入っている
2013年10月3日木曜日
世界人口、2050年に97億人に 仏研究所:2100年に100~110億人に達する
_
『
AFP BBnews 2013年10月02日 20:40 発信地:パリ/フランス
http://www.afpbb.com/articles/-/3000688
世界人口、2050年に97億人に 仏研究所
【10月2日 AFP】
フランス国立人口研究所(INED)は2日、現在71億人の世界人口が、2050年には97億人に達し、インドが中国を超えて世界で最も人口の多い国になる見込みとの報告書を発表した。
INEDの報告書によると、世界の人口は2100年までに100~110億人に達する見通し。
この見通しは、国連(UN)や世界銀行(World Bank)、その他の有力な各国機関の推計と一致している。
国連は6月、世界人口が2050年に96億人に達し、60歳以上の人口は現在の8億4100万人から2050年には20億人に増え、2100年には30億人近くに達するとの見通しを発表していた。
INEDによると、
●. 2050年のアフリカ大陸の人口は、現在の11億人から2倍以上増え、全世界の4分の1にあたる25億人
に達している見通し。
報告書をまとめたジル・ピソン(Gilles Pison)氏によると、アフリカの女性1人あたりの出生率は、世界平均の2.5人よりも大幅に高い4.8人だった。
●.南北アメリカ大陸の2050年の人口は、現在の9億5800万人から12億人に増え、
●.アジアの人口は43億人から52億人に増えると予測された。
現在世界で
最も人口が多い国は中国で13億人。
12億人のインド、
3億1620万人の米国、
2億4850万人のインドネシア、
1億9550万人のブラジルが続く。
だが2050年にはインドが16億人でトップとなる見通しだという。
アフリカで最も人口が多いナイジェリアは米国の人口を上回り、
2050年には米国が4億人、
ナイジェリアが4億4400万人になっていると予測された。
(c)AFP
』
【人口爆発から大飢餓へ】
__
『
AFP BBnews 2013年10月02日 20:40 発信地:パリ/フランス
http://www.afpbb.com/articles/-/3000688
世界人口、2050年に97億人に 仏研究所
【10月2日 AFP】
フランス国立人口研究所(INED)は2日、現在71億人の世界人口が、2050年には97億人に達し、インドが中国を超えて世界で最も人口の多い国になる見込みとの報告書を発表した。
INEDの報告書によると、世界の人口は2100年までに100~110億人に達する見通し。
この見通しは、国連(UN)や世界銀行(World Bank)、その他の有力な各国機関の推計と一致している。
国連は6月、世界人口が2050年に96億人に達し、60歳以上の人口は現在の8億4100万人から2050年には20億人に増え、2100年には30億人近くに達するとの見通しを発表していた。
INEDによると、
●. 2050年のアフリカ大陸の人口は、現在の11億人から2倍以上増え、全世界の4分の1にあたる25億人
に達している見通し。
報告書をまとめたジル・ピソン(Gilles Pison)氏によると、アフリカの女性1人あたりの出生率は、世界平均の2.5人よりも大幅に高い4.8人だった。
●.南北アメリカ大陸の2050年の人口は、現在の9億5800万人から12億人に増え、
●.アジアの人口は43億人から52億人に増えると予測された。
現在世界で
最も人口が多い国は中国で13億人。
12億人のインド、
3億1620万人の米国、
2億4850万人のインドネシア、
1億9550万人のブラジルが続く。
だが2050年にはインドが16億人でトップとなる見通しだという。
アフリカで最も人口が多いナイジェリアは米国の人口を上回り、
2050年には米国が4億人、
ナイジェリアが4億4400万人になっていると予測された。
(c)AFP
』
【人口爆発から大飢餓へ】
__
2013年9月29日日曜日
21世紀末までの気温上昇は最大で4.8度、国連報告
_
『
AFP BBニュース 2013年09月27日 22:58
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2970786/11420087
21世紀末までの気温上昇は最大で4.8度、国連報告
【9月27日 AFP】
国連(UN)の「気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)」は27日、地球温暖化の原因は人間の活動にあり、
今世紀末までに「地球の気温は0.3度から最大で4.8度上昇」すると予測する第5次評価報告書を発表した。
2007年にノーベル平和賞を受賞しているIPCCの作業部会は3つあり今回の第1作業部会による報告書の要約によると、海面は2100年までに26~82センチ上昇する。
また過去60年における
温暖化の要因は半分以上が人間の活動にある可能性については、95%以上の確率を示す「極めて高い」との表現を用いた。
2007年発表の前回報告書では、同じ項目について90%の確率としていた。
地球温暖化の現状と影響を考察する報告書は、全3部をまとめる予定で、27日発表のものは、その第1部。
IPCCは25年前の創設から、これまでに4回、温暖化の評価報告書を発表。
どの報告書でも気温上昇や、これに伴う干ばつや洪水、暴風雨、海面上昇など気候システム異常の増加に対する警告を、強く訴えてきた。
2100年の予測数値は、温室効果ガスの動向を算出するコンピューターモデルを基としている。
温室効果ガスの要因は、今日の主要エネルギー供給源である石炭、石油、ガスなどだ。
IPCCがまとめた4つの予測シナリオのうち、
●.最も楽観的な数字は2100年までの気温上昇を2000年時との比較で平均1度、最低で0.3度、最大で1.7度としている。
産業革命初期からの気温上昇を2度未満とした国連の長期目標数値を満たす唯一のシナリオだ。
●.温暖化の影響を最も大きく見積もったシナリオは、
今世紀末までの気温の上昇が平均3.7度、最低でも2.6度、最大で4.8度と予測しているが、これは環境専門家の多くが壊滅的と予想する数字だ。
(c)AFP/Richard INGHAM
』
『
AFP BBニュース 2013年09月27日 22:58
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2970786/11420087
21世紀末までの気温上昇は最大で4.8度、国連報告
【9月27日 AFP】
国連(UN)の「気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)」は27日、地球温暖化の原因は人間の活動にあり、
今世紀末までに「地球の気温は0.3度から最大で4.8度上昇」すると予測する第5次評価報告書を発表した。
2007年にノーベル平和賞を受賞しているIPCCの作業部会は3つあり今回の第1作業部会による報告書の要約によると、海面は2100年までに26~82センチ上昇する。
また過去60年における
温暖化の要因は半分以上が人間の活動にある可能性については、95%以上の確率を示す「極めて高い」との表現を用いた。
2007年発表の前回報告書では、同じ項目について90%の確率としていた。
地球温暖化の現状と影響を考察する報告書は、全3部をまとめる予定で、27日発表のものは、その第1部。
IPCCは25年前の創設から、これまでに4回、温暖化の評価報告書を発表。
どの報告書でも気温上昇や、これに伴う干ばつや洪水、暴風雨、海面上昇など気候システム異常の増加に対する警告を、強く訴えてきた。
2100年の予測数値は、温室効果ガスの動向を算出するコンピューターモデルを基としている。
温室効果ガスの要因は、今日の主要エネルギー供給源である石炭、石油、ガスなどだ。
IPCCがまとめた4つの予測シナリオのうち、
●.最も楽観的な数字は2100年までの気温上昇を2000年時との比較で平均1度、最低で0.3度、最大で1.7度としている。
産業革命初期からの気温上昇を2度未満とした国連の長期目標数値を満たす唯一のシナリオだ。
●.温暖化の影響を最も大きく見積もったシナリオは、
今世紀末までの気温の上昇が平均3.7度、最低でも2.6度、最大で4.8度と予測しているが、これは環境専門家の多くが壊滅的と予想する数字だ。
(c)AFP/Richard INGHAM
』
2013年8月19日月曜日
中国広東省の洪水:最大降雨量552mm、1995年以来で最大、各所で堤防が決壊
_
●18日、中国・広東省汕頭市は連日豪雨に見舞われ、潮陽区や潮南区では最大552.1mmの降雨を記録し、1959年以来最大の降雨量となった。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月19日 16時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75736&type=0
最大降雨量552mm、1995年以来で最大
=各所で堤防が決壊―広東省汕頭市
2013年8月18日、中国・広東省汕頭市は連日豪雨に見舞われ、潮陽区や潮南区では最大552.1mmの降雨を記録し、1959年以来最大の降雨量となった。
羊城晩報が伝えた。
豪雨による被害は多くの地区で確認され、一部の地区では水位が2~3mの深さに達した。
豪雨により堤防の多くが決壊し、村民が取り残された箇所もあり、早急な救援が求められている。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月19日 15時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75740&type=0
番組司会者が水害の惨状を訴える
=「どうして国営テレビは報じないのだ」―広東省普寧市
●19日、東方網によると、広東省普寧市は16日午後8時から広範囲にわたる豪雨に見舞われ、甚大な水害が発生している。番組司会者を務める蔡立君さんはミニブログに写真をアップロードし、政府やメディアに関心を持つよう呼びかけた。
2013年8月19日、東方網によると、広東省普寧市は16日午後8時から18日午前8時にかけて、広範囲にわたる豪雨に見舞われ、甚大な水害が発生している。
俳優で番組司会者を務める蔡立君(ツァイ・リージュン)さんはミニブログ(微博)に水害に見舞われた普寧市の写真をアップロードし、政府に関心を持つよう呼びかけた。
同時に、どうして中国中央テレビ(CCTV)などのメディアはこの件に注目しないのかと疑問を投げかけた。
蔡さんは17日午後11時37分、ミニブログに写真をアップし、普寧市の人々に防災措置を取るよう注意を促し、翌18日午前11時54分には
「広東省普寧市橋柱村で水害が発生!
多くの家屋が水に浸かり、助けを必要としている人が大勢います。
政府は早く救援に向かってください!」
と発信していた。
また、午後14時13分に更新したミニブログで「四川大地震の時にはCCTVが連日ニュースを報道したり、ほかの地域で干害や水害が起きた時は全国で募金が行われたりするのに、どうして普寧市が水に浸かっているのに、誰も気に留めないし聞きもしないのか。
公平はどこ?
国はどこ?
援助はどこ?
こんなに大きな災害なのに、ネットでニュースを調べても出てきやしない」と政府やメディアに対し、関心を持つよう呼びかけた。
蔡さんがアップロードした写真の中には、2体の女性の遺体が漂っている様子が写されているものがあり、2人は帰宅途中に電線から感電し、溺れて亡くなったと明かしている。
普寧市の責任者および各関係部門は現在、緊急救助活動にあたっているという。
』
【人口爆発から大飢餓へ】
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●18日、中国・広東省汕頭市は連日豪雨に見舞われ、潮陽区や潮南区では最大552.1mmの降雨を記録し、1959年以来最大の降雨量となった。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月19日 16時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75736&type=0
最大降雨量552mm、1995年以来で最大
=各所で堤防が決壊―広東省汕頭市
2013年8月18日、中国・広東省汕頭市は連日豪雨に見舞われ、潮陽区や潮南区では最大552.1mmの降雨を記録し、1959年以来最大の降雨量となった。
羊城晩報が伝えた。
豪雨による被害は多くの地区で確認され、一部の地区では水位が2~3mの深さに達した。
豪雨により堤防の多くが決壊し、村民が取り残された箇所もあり、早急な救援が求められている。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月19日 15時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75740&type=0
番組司会者が水害の惨状を訴える
=「どうして国営テレビは報じないのだ」―広東省普寧市
●19日、東方網によると、広東省普寧市は16日午後8時から広範囲にわたる豪雨に見舞われ、甚大な水害が発生している。番組司会者を務める蔡立君さんはミニブログに写真をアップロードし、政府やメディアに関心を持つよう呼びかけた。
2013年8月19日、東方網によると、広東省普寧市は16日午後8時から18日午前8時にかけて、広範囲にわたる豪雨に見舞われ、甚大な水害が発生している。
俳優で番組司会者を務める蔡立君(ツァイ・リージュン)さんはミニブログ(微博)に水害に見舞われた普寧市の写真をアップロードし、政府に関心を持つよう呼びかけた。
同時に、どうして中国中央テレビ(CCTV)などのメディアはこの件に注目しないのかと疑問を投げかけた。
蔡さんは17日午後11時37分、ミニブログに写真をアップし、普寧市の人々に防災措置を取るよう注意を促し、翌18日午前11時54分には
「広東省普寧市橋柱村で水害が発生!
多くの家屋が水に浸かり、助けを必要としている人が大勢います。
政府は早く救援に向かってください!」
と発信していた。
また、午後14時13分に更新したミニブログで「四川大地震の時にはCCTVが連日ニュースを報道したり、ほかの地域で干害や水害が起きた時は全国で募金が行われたりするのに、どうして普寧市が水に浸かっているのに、誰も気に留めないし聞きもしないのか。
公平はどこ?
国はどこ?
援助はどこ?
こんなに大きな災害なのに、ネットでニュースを調べても出てきやしない」と政府やメディアに対し、関心を持つよう呼びかけた。
蔡さんがアップロードした写真の中には、2体の女性の遺体が漂っている様子が写されているものがあり、2人は帰宅途中に電線から感電し、溺れて亡くなったと明かしている。
普寧市の責任者および各関係部門は現在、緊急救助活動にあたっているという。
』
【人口爆発から大飢餓へ】
__
2050年の世界の水害被害額:100兆円に
_
『
NHKニュース 8月19日 5時58分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130819/k10013860061000.html
世界の水害被害100兆円にも
地球温暖化による海面水位の上昇などで世界各地の沿岸部にある大都市では、水害による経済的な損失が拡大していき、このままでは
2050年には年間で100兆円近くに上る
という試算を国際的な研究グループがまとめました。
アメリカやイギリスなどの研究者によるグループは18日、イギリスの科学誌「ネイチャー」の関連雑誌に、世界136の沿岸部にある都市での水害による被害額の試算を発表しました。
研究グループは、地球温暖化による海面水位の上昇などで、経済成長と人口増加が続く大都市では、洪水や高潮などの水害による経済的な損失が年々、拡大していくと指摘しています。
そして堤防のかさ上げなど対策を強化しなかった場合、被害総額が2050年には年間、少なくとも1兆ドル(日本円で100兆円近く)に上るとしています。
このうち最も被害額が大きくなるのは
①.中国南部の広州市で132億ドル(約1兆4千億円)、
②.続いてインドのムンバイが64億ドル
などとなっています。
日本では名古屋市が最も大きな被害を受けるとして6億ドル余り(日本円でおよそ630億円)と試算しています。
こうした水害を巡っては去年10月、ハリケーンが襲ったニューヨークで地下鉄の浸水や大規模な停電が発生して大きな被害が出ており、沿岸部の大都市では水害対策の強化が求められています。
』
【人口爆発から大飢餓へ】
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『
NHKニュース 8月19日 5時58分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130819/k10013860061000.html
世界の水害被害100兆円にも
地球温暖化による海面水位の上昇などで世界各地の沿岸部にある大都市では、水害による経済的な損失が拡大していき、このままでは
2050年には年間で100兆円近くに上る
という試算を国際的な研究グループがまとめました。
アメリカやイギリスなどの研究者によるグループは18日、イギリスの科学誌「ネイチャー」の関連雑誌に、世界136の沿岸部にある都市での水害による被害額の試算を発表しました。
研究グループは、地球温暖化による海面水位の上昇などで、経済成長と人口増加が続く大都市では、洪水や高潮などの水害による経済的な損失が年々、拡大していくと指摘しています。
そして堤防のかさ上げなど対策を強化しなかった場合、被害総額が2050年には年間、少なくとも1兆ドル(日本円で100兆円近く)に上るとしています。
このうち最も被害額が大きくなるのは
①.中国南部の広州市で132億ドル(約1兆4千億円)、
②.続いてインドのムンバイが64億ドル
などとなっています。
日本では名古屋市が最も大きな被害を受けるとして6億ドル余り(日本円でおよそ630億円)と試算しています。
こうした水害を巡っては去年10月、ハリケーンが襲ったニューヨークで地下鉄の浸水や大規模な停電が発生して大きな被害が出ており、沿岸部の大都市では水害対策の強化が求められています。
』
【人口爆発から大飢餓へ】
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2013年8月12日月曜日
「草食系男子」「干物女」は日本だけのものではない!? 韓国社会でも定着
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ロケットニュース24 11時間前
http://rocketnews24.com/2013/08/11/358409/
「草食系男子」「干物女」は日本だけのものではない!?
韓国社会でも定着しつつあることが判明
今どきの男性を表現する時によく登場する「草食系男子」。
詳しく調べていくと論者によって定義は異なるのだが、
一般的には「恋愛に対して積極的ではない、やさしい男」などと認識されている。
●・韓国でも定着
そんな「草食系男子」という言葉が、実は2009年ごろ韓国に伝播し、今ではニュースやコラムに登場するほど広く認知されているのをご存じだろうか。
日本で生まれた新造語は、韓国社会でもしっかりと定着しているのだ。
●・ナイーブな「草食男」
日本とちょっと違うのは、呼び方が草食系男子ではなく「草食男」となっていることと、
定義が「自己愛が強い男」、「女性的な趣味を持つなど感受性が強い男」となっている点だ。
どちらも恋愛にガツガツせず、女性にやさしい男性を指すことには変わりないのだが、
韓国の方がより “自己愛” や “ナイーブ” なイメージが強いようだ。
●・ひとりが楽しい「乾魚物女」
韓国で「草食男」と比較されるのが「乾魚物女」だ。
独身女性に対して使われ、「会社では洗練されたキャリアウーマンの雰囲気をまとっているのだが、仕事が終わるとすぐに帰宅し、家でジャージ姿になってダラダラすることを好む女性」のことをいうのだとか。
「草食男」の問題点が議論される時は必ず乾魚物女のことも挙がり、「最近の草食男と乾魚物女は…」、「草食男 VS 乾魚物女」などと一緒に論じられることも多い。
●・「乾魚物女」と日本
おもしろいのは「乾魚物女」も日本と深い関係を持っているということ。
日本の人気ドラマ『ホタルノヒカリ』に登場する、恋愛に無頓着な「干物女」がその語源となっている。
字は違うが、乾魚物女も干物女もなんとなく似たような雰囲気を漂わせている。
●・ 恋愛にエネルギーを注げない男女が多い?
草食男という言葉が韓国で広まり、注目を集めるようになると、ネット上では自分が草食男なのか、乾魚物女なのかを診断するテストが流行した。
2012年には、スマートフォンで手軽に診断できる「草食男テスト」、「乾魚物女テスト」という iPhone アプリまで登場している。
韓国で「草食男」や「乾魚物女」という言葉が広まっているということは、
それだけこの言葉に当てはまる人が増えているということではないだろうか。
恋愛に興味がない、または恋愛に興味があってもエネルギーを注げない……、そんな男女の増加は日本も韓国も同じなのかもしれない。
執筆:林由美
参照元:ソウル新聞、アジア経済、草食男テスト、乾魚物女テスト(韓国語)
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急速に人口膨張の圧力がしぼみはじめて、生態的に
この二国は「個体減少期」に入っている
ということであろう。
【人口爆発から大飢餓へ】
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世界を襲う激甚気象:洪水、干ばつが今後の常態になる可能性あり
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●中国気象局の首席専門家・李維京氏は、10日に開催された気象局主催の活動において、「北部洪水、南部干ばつ」が今後の常態になる可能性があると述べた。写真は湖南省の干ばつ地域。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月12日 12時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75451&type=0
浙江省の観測史上最高の44.1℃!野菜も焼ける暑さ―浙江省紹興市
2013年8月11日、浙江省紹興市新昌県の最高気温は44.1℃に達し、寧波市奉化市で7日に記録した43.5℃を超え、浙江省の最高気温の記録を塗り替えた。
12日付で中国青年網が伝えた。
連日40℃を超える猛暑の影響で、紹興市の農地では野菜が焼けたり、虫害に遭ったりする被害が出ている。
虫害対策の農薬は、高温ではすぐに蒸発してしまうため使えない。
もともと500グラム当たり2元(約32円)ほどで売れていた野菜も、虫害のために数毛(数円)ほどでしか売れなくなっている。
また、猛暑は野菜の種の発芽も妨げることから、農家の人びとは泣きっ面に蜂となっている。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月11日 14時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75431&type=0
「北部洪水、南部干ばつ」が今後の常態になる可能性、酷暑はやわらぐ―中国
2013年8月11日、中国気象局の首席専門家・李維京(リー・ウェイジン)氏は、10日に開催された気象局主催の活動において、
「北部洪水、南部干ばつ」が今後の常態になる可能性がある
と述べた。京華時報が伝えた。
李氏によれば、中国の降雨状況は年代により明らかな違いがある。
1950~70年代は現在と同様、北部で降水量が多く、80~90年代は長江周辺や長江以南で雨が多かった。
これが03年からは再度北上し始め、ここ数年は北部での降水量が目立っている。
また中央気象台は、このところ中国南部で続いた40度を超す猛暑は13~18日にかけやわらぐが、干ばつ傾向は依然として続くと伝えた。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年7月23日 10時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74618
各地で相次ぐ豪雨被害=被災者4770万人、死者337人―中国
●22日、中国各地では今年の増水期に入って以来、豪雨被害が相次いでいる。一部の河川では「保証水位(堤防が決壊しないことが保証されている水位)」を超えたほか、一部の都市では冠水被害も発生した。写真は浙江省諸曁(しょき)市。
2013年7月22日、中国各地では今年の増水期に入って以来、豪雨被害が相次いでいる。
一部の河川では「保証水位(堤防が決壊しないことが保証されている水位)」を超えたほか、一部の都市では冠水被害も発生した。
また山津波、土石流、地滑りといった災害も発生し、深刻な人的被害や財産の損失をもたらしている。
新華網が伝えた。
国家洪水防止・ 干ばつ対策総指揮部弁公室の統計によると、今年に入り、累計30の省・自治区が洪水被害に見舞われ、被災者は4770万人、災害による死亡者は337人、行方不明者は213人、倒壊した家屋数は15万棟に達した。
災害による死亡の原因は、「土石流、地滑りよる土砂災害」が202人で、全体の6割を占めた。
その他、「山津波による災害」が78人、「建物の倒壊による災害」が23人、「溺死など」が34人だった。
今年、特に深刻だった豪雨被害は以下の通り。
5月上旬、湖南省で豪雨が続き、42万人が被災、7人が死亡した。
14日以降にも、再び豪雨が湖南省を襲った。
長沙市、湘潭市のくぼ地の一部では冠水が発生し、27万人が被災、1人が死亡した。
同省の湘西土家族苗族(トゥチャ族ミャオ族)自治州、常徳市、懐化市、益陽市などが豪雨被害に見舞われた。
同時期、江西省でも豪雨により5つの設区市、22の県(市区)、172の郷鎮で計25万9000人が被災し、4149人が避難、倒壊した家屋数は172棟に上った。
6月30日、内モンゴル自治区オルドス市東勝区、達拉特旗(ダラト旗)南部、準格爾旗(ジュンガル旗)西部、杭錦旗(ハンギン旗)東部では豪雨、雹などを伴う強い対流の天気に見舞われた。
被害が最も深刻だった東勝区では冠水が発生し、建築物の壁倒壊、平屋の浸水などが原因で8人が死亡した。
また、東勝区と伊金霍洛旗(エジンホロ旗)の堺にある銅匠川が氾濫し、11人が死亡した。
7月に入り、豪雨災害は急増した。
陝西省延安市では7日以降、広い範囲で豪雨となり、同地域では2002年以来降雨範囲が最大、降雨量が最多、降雨時間が最長の豪雨となった。
この豪雨による死亡者は13人、行方不明者は4人、負傷者は15人に達した。
四川省では11日までに、15市・州の75県が豪雨・洪水に見舞われ、209万4000人が被災、30人余りが死亡し、行方不明者は160人あまりに上った。
22万3000人が緊急避難している。この豪雨により、成都市中心部では深刻な冠水に見舞われ、地下トンネル8カ所のほか、路面40カ所が浸水した。
成華区の方家河・鳳凰河・南支三渠の3本の河道では8カ所で溢水、16カ所で冠水が発生。
武候区では家屋12棟が倒壊、1826人が緊急避難した。
広東省の大部分の地域では台風7号(SOULIK)の影響で15日以降、豪雨に見舞われた。
局地的には特大の豪雨となり、梅州市、河源市、潮州市の100鎮(町)が被害を受け、被災者は45万6900人、死亡者は3人、行方不明者は2人に達し、倒壊した家屋数は2072棟に達した。
広州市では14日夜以降、2回の豪雨に見舞われ、冠水被害も発生している。
(提供/人民網日本語版・翻訳/ SN・編集/武藤)
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『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月19日 11時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75723&type=0
各地で河川増水、深刻な被害=被災者182万人、死者20人―中国
●18日、このところ中国各地が豪雨に見舞われ、河川増水による被害が深刻化している。写真は遼寧省撫順市。
2013年8月18日、このところ中国各地が豪雨に見舞われ、河川増水による被害が深刻化している。
今月16、17両日に遼寧省東部は豪雨や大豪雨、局地的に特大豪雨に見舞われた。
遼河の支流である渾河上流では50年に1度の大規模な増水が発生。
15市・県が被害を受け、被災者は72万人に達した。
吉林省樺甸市紅石鎮での土石流による死者はすでに14人に達し、省全体で10万人以上が避難。
まれに見る甚大な水害を受けて黒竜江省は16日に緊急対応態勢を始動。
省民政庁が作業チーム30組余りを増水による危険の大きな地区に派遣し、地元政府による被災者の避難作業を指導した。
広東省各地も豪雨や特大豪雨に見舞われた。
降雨範囲は西から北東へ拡大し、各河川の水位が上昇。
省当局は対応の緊急度を引き上げた。16日午前0時から17日午後4時までに今回の豪雨で100万3800人が被災し、6人が死亡、3人が行方不明となり、直接的な経済損失は12億2800万元(約195億6400万円)に達している。
(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)
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『
朝鮮日報 記事入力 : 2013/08/13 10:32
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/13/2013081301108.html
猛暑:始業式延期、家畜100万羽大量死
全国で猛暑被害相次ぐ、熱中症死亡者13人と推定
相次ぐ猛暑により、全国的に被害が続出している。
建設・産業現場、農村部では暑さを避けて午後に休憩を取り、各学校では始業式を先送りしたり短縮授業をしたりするなどの努力をしている。
大邱市教育庁は、今週始業式を迎える予定だった中学校95校に正式文書を送り、始業式をできるだけ19日以降に調整するよう指示した。
12日に始業式を迎えた大邱地域の4校では短縮授業を実施、生徒を早めに帰宅させた。
光州市教育庁は、19日にほとんどが始業式を行う予定だった管轄地域内の中学校に延期を指示、全羅南道教育庁や蔚山市教育庁も始業式の延期を検討している。
しかし、ソウル市教育庁など一部地域では当初の予定通り始業式を行う方針だ。
全国の建設・産業現場や農村部では「猛暑休憩時間制」を実施した。
建設・産業現場の労働者約2万8000人や農業従事者約2万1000人は12日、午後2時から5時まで3時間にわたり暑さを避けて休憩を取った。
死亡者も相次いだ。
11日午後5時ごろ、釜山市金井区で一人暮らしをしていた女性(77)が高熱で倒れているのが発見され、病院に搬送されたが死亡が確認された。
中央災害安全対策本部は11日までに8人が熱中症で死亡したと発表した。
これに熱中症と推定される死亡者まで加えると、今夏の猛暑による死亡者は13人に達することになる。
6月から熱中症などで病院の診察を受けた人は11日現在で875人。11日には全国で82人が熱中症などにより病院で治療を受けた。
家畜の大量死も相次いでいる。
12日現在、全国463の農家で
ニワトリ80万5671羽、
アイガモ11万3329羽、
ブタ66頭
など家畜91万9066匹が死亡した。
猛暑でレールの温度が55℃以上になり、最高速度が時速230キロに制限されている鉄道区間は7カ所に達している。
このうち、慶尚北道金泉から漆谷、忠清北道五松から新灘津までの区間は11日に続き12日も最高速度が制限された。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月14日 15時6分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75523&type=0
日中韓を襲う史上最高の高温、すでに死者多数―韓国メディア
2013年8月13日、国際在線は記事
「韓国メディア:日中韓を襲う史上最高の高温、すでに死者多数」
を掲載した。
韓国紙・朝鮮日報は13日、日本、中国、韓国を史上最高の猛暑が襲っていると報じた。
東京都中心部では11日、24時間連続で30度以上の高温を記録した。
1875年の観測開始以来初の事態だという。
翌12日には高知県四万十市で最高気温41度を記録した。
10日、11日には熱中症で2300人が病院で治療を受け、9人が死亡した。
中国も猛暑に見舞われている。
浙江省紹興市新昌県では11日、今年最高となる気温44.1度が記録された。
さらに一部地域では激しいゲリラ豪雨も観測されている。
北京市は11日、雷まじりの激しいゲリラ豪雨が観測された。
首都国際空港では300便もの航空便に影響が出たほか、清掃作業員1人が雷に打たれ死亡した。
韓国の状況も深刻だ。
非公式記録ながら、蔚山空港では最高気温40.3度が観測された。
最高気温33度以上の高温日の日数は42日間。
「史上最も暑い夏」だった1994年の60日間に迫っている。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月18日 7時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75691&type=0
猛暑が東アジアを襲う、日中韓に電力不足か―中国紙
2013年8月16日、環球時報によると、猛暑続きの天候による全国的な電力不足を解消するため、韓国の鄭コウ原首相と閣僚らは13日、エアコンのスイッチを切って扇風機に切り替え、閣議を行った。
今年の夏は連日の猛暑が東アジアを襲っている。中国南部も高温続きで、気温が40度を超える地域もある。日本では13日、高知県四万十市で4日連続の40度を記録し、9日には35度を超えたところが205カ所に達して今年最多を記録した。先週は熱中症になった人が9815人に上り、うち17人が死亡した。韓国は今年、「一番熱い夏」の記録を更新する見込みだ。猛暑の影響により、3カ国で電力不足が起きるのではないかと懸念する声が相次いでいる。
▽韓国で電力不足招く3つの原因
韓国の電力不足の原因は複雑だ。まず、経済発展と異常気象により、電力需要がしばしばピークを迎えることがある。今年の夏は高温続きで、エアコンの電力消費が激増。韓国電力取引所(KPX)が12日明らかにしたところによると、同日午後3時、電力需要が過去最大の7970万キロワットに達した。韓国電力網の発電設備容量は7704万キロワットで需要に足りず、韓国は大規模停電の淵に立たされた。そこで電力警報の発令を余儀なくされ、企業には稼働時間の調整を求め、政府部門には公共の機関でのエアコン使用を全面的に禁止するよう求めた。
韓国関連部門が電力需要の予測を見誤ったことも電力不足の原因の一つだ。韓国産業通商資源部は2年に1度「電力供給基本計画」を提出しており、2006年末の基本計画では12年の最大電力需要を6712万キロワットとしてい。だが実際には7429万キロワットで予想より10.1%多く、この誤差分は原子力発電所ユニット7基分の発電量に相当する。
韓国の電力設備は老朽化しており、発電ピーク時に発電所がトラブルを起こしやすいことも原因だ。同部の調査結果によると、韓国国内の火力発電所の発電ユニットのうち22基が老朽化し、使用期間は設計上の標準使用期間である30年を超えている。毎年、電力使用量が比較的少ない4-5月にユニット60基を順繰りで補修点検しているが、今年は原子力発電所の事故が相次いだため、補修点検がされず、超負荷状態で運転を続けるユニットもある。
▽日本国民は高い電気代を払わなくてはならない
日本でも猛暑続きで電力使用量が激増している。エアコンの使用が増え、東京、北陸、関西、四国、九州、中部の各電力会社は9日に今夏の電力需要の記録を更新した。目下、日本で稼働する原発ユニットは関西電力大飯原発の3号機と4号機だけだ。火力発電所は設備が老朽化しているところもあり、気温が高くなると故障発生率が高まる。だが日本の電力各社の供給にはまだ比較的余裕がある。設備容量に対する需要の割合をみると、需要がピークを迎えた9日でも、東京電力は93%、関西電力は95%で、ほかの電力会社は軒並み90%以下にとどまった。
日本の家庭や企業にとって最大の問題は電気代の高騰だ。東日本大震災の後、火力発電所が再び日本の主要な電力供給源となったが、円安で天然ガスや原油の輸入価格が高騰し、日本各地で電力価格が次々に上昇した。東京電力は5カ月連続で電力価格を引き上げ、一般世帯の1カ月あたり電気代は平均で8000円を超えた。北海道、東北、四国の各電力会社は9月1日から7-8%の価格引き上げを予定する。電力価格の高騰が日本の製造業のコスト的優位を揺るがしており、ある大阪の企業などは過去3年で電気代が30%前後増えたという。
▽中国の電力網は楽々と夏をやり過ごす
中国では例年と異なり、猛暑による電力不足は発生していない。政府が夏季高温期の電力不足について重大警告を発しなかったのも、過去数年間で今年が初めてだ。国家能源局によると、上半期の国内の電力使用量は前年同期比5.1%の増加にとどまり、増加幅は前年の5.5%や前々年の11.7%を下回った。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの13日付論評によると、中国経済の鈍化を受けて電力網は「楽々と」夏をやり過ごすことができるという。ここから中国経済の成長ペースの鈍化が電力産業に影響を与えていることがわかる。また、石炭価格が過去数年間で低い水準にあることからも、国内の電力需要の低下傾向がうかがえる。
アモイ大学中国エネルギー経済研究センターの林伯強(リン・ボーチアン)センター長が13日に述べたところによると、経済成長ペースの鈍化の影響を最もはっきりと受けるのはエネルギー消費量の多い重工業で、全国の電力使用量全体の約6割を占める。一方、家庭用電力使用量が占める割合は14%ほどだ。米国と日本では家庭用電力の割合が約40%、韓国は中国と日本の間に位置する。中国国際金融有限公司がこのほどまとめた研究報告によると、工業用電力の使用量が低迷し安定しないことが、電力全体の伸びを低迷させる主要因だという。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/TF)
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月19日 13時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75709&type=0
豪雨被災、中国東北部では350万人に
=中露国境で両国がダム放流、洪水が激化―中国メディア
●18日、大雨の影響によって、東北地方の黒竜江、嫩江、松花江流域で警戒水位を超える大洪水が発生している。上流での降雨により、国境を接する中国とロシア両方のダムで放流が行われているため、河川の水位が上昇し続けている。写真は吉林省の白山市露水河村。
2013年8月18日、新華網によると、大雨の影響によって、東北地方の黒竜江、嫩江、松花江流域で警戒水位を超える大洪水が発生している。
上流での降雨により、国境を接する中国とロシア両方のダムで放流が行われているため、河川の水位が上昇し続けている。
中国中央テレビ(CCTV)によると、上流から多くの水が流れ込んでいることや、ロシア国内のダムからも放流が行われていることが水量激増の原因になっているという。
ロシアでは連日の豪雨によって極東地域に大洪水が発生しており、現在、ロシア保健相と非常事態相が被災地で陣頭指揮を執っている。
また、アムール州のブレヤダムでは水位が255メートルを突破し、放流を余儀なくされている。
緊急事態省の危機対応責任者によると、もっとも難しい問題は西から東まで2000キロを超える被災面積だ。
だが、目下一番の脅威は中国からのものだ。
今後もアムール川(黒竜江)への放流が続けば、水位はさらに50%上昇すると予測されている。
中国東北部では洪水によって350万人が被災している。
黒竜江、嫩江、松花江流域に大きな損害がもたらされており、黒竜江省では救援活動が実施されている。
また、吉林、遼寧省でも豪雨による記録的な洪水が発生しており、一部の都市で死者が出ているほか、十数万人が避難している。
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【人口爆発から大飢餓へ】
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●中国気象局の首席専門家・李維京氏は、10日に開催された気象局主催の活動において、「北部洪水、南部干ばつ」が今後の常態になる可能性があると述べた。写真は湖南省の干ばつ地域。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月12日 12時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75451&type=0
浙江省の観測史上最高の44.1℃!野菜も焼ける暑さ―浙江省紹興市
2013年8月11日、浙江省紹興市新昌県の最高気温は44.1℃に達し、寧波市奉化市で7日に記録した43.5℃を超え、浙江省の最高気温の記録を塗り替えた。
12日付で中国青年網が伝えた。
連日40℃を超える猛暑の影響で、紹興市の農地では野菜が焼けたり、虫害に遭ったりする被害が出ている。
虫害対策の農薬は、高温ではすぐに蒸発してしまうため使えない。
もともと500グラム当たり2元(約32円)ほどで売れていた野菜も、虫害のために数毛(数円)ほどでしか売れなくなっている。
また、猛暑は野菜の種の発芽も妨げることから、農家の人びとは泣きっ面に蜂となっている。
』
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月11日 14時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75431&type=0
「北部洪水、南部干ばつ」が今後の常態になる可能性、酷暑はやわらぐ―中国
2013年8月11日、中国気象局の首席専門家・李維京(リー・ウェイジン)氏は、10日に開催された気象局主催の活動において、
「北部洪水、南部干ばつ」が今後の常態になる可能性がある
と述べた。京華時報が伝えた。
李氏によれば、中国の降雨状況は年代により明らかな違いがある。
1950~70年代は現在と同様、北部で降水量が多く、80~90年代は長江周辺や長江以南で雨が多かった。
これが03年からは再度北上し始め、ここ数年は北部での降水量が目立っている。
また中央気象台は、このところ中国南部で続いた40度を超す猛暑は13~18日にかけやわらぐが、干ばつ傾向は依然として続くと伝えた。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年7月23日 10時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74618
各地で相次ぐ豪雨被害=被災者4770万人、死者337人―中国
●22日、中国各地では今年の増水期に入って以来、豪雨被害が相次いでいる。一部の河川では「保証水位(堤防が決壊しないことが保証されている水位)」を超えたほか、一部の都市では冠水被害も発生した。写真は浙江省諸曁(しょき)市。
2013年7月22日、中国各地では今年の増水期に入って以来、豪雨被害が相次いでいる。
一部の河川では「保証水位(堤防が決壊しないことが保証されている水位)」を超えたほか、一部の都市では冠水被害も発生した。
また山津波、土石流、地滑りといった災害も発生し、深刻な人的被害や財産の損失をもたらしている。
新華網が伝えた。
国家洪水防止・ 干ばつ対策総指揮部弁公室の統計によると、今年に入り、累計30の省・自治区が洪水被害に見舞われ、被災者は4770万人、災害による死亡者は337人、行方不明者は213人、倒壊した家屋数は15万棟に達した。
災害による死亡の原因は、「土石流、地滑りよる土砂災害」が202人で、全体の6割を占めた。
その他、「山津波による災害」が78人、「建物の倒壊による災害」が23人、「溺死など」が34人だった。
今年、特に深刻だった豪雨被害は以下の通り。
5月上旬、湖南省で豪雨が続き、42万人が被災、7人が死亡した。
14日以降にも、再び豪雨が湖南省を襲った。
長沙市、湘潭市のくぼ地の一部では冠水が発生し、27万人が被災、1人が死亡した。
同省の湘西土家族苗族(トゥチャ族ミャオ族)自治州、常徳市、懐化市、益陽市などが豪雨被害に見舞われた。
同時期、江西省でも豪雨により5つの設区市、22の県(市区)、172の郷鎮で計25万9000人が被災し、4149人が避難、倒壊した家屋数は172棟に上った。
6月30日、内モンゴル自治区オルドス市東勝区、達拉特旗(ダラト旗)南部、準格爾旗(ジュンガル旗)西部、杭錦旗(ハンギン旗)東部では豪雨、雹などを伴う強い対流の天気に見舞われた。
被害が最も深刻だった東勝区では冠水が発生し、建築物の壁倒壊、平屋の浸水などが原因で8人が死亡した。
また、東勝区と伊金霍洛旗(エジンホロ旗)の堺にある銅匠川が氾濫し、11人が死亡した。
7月に入り、豪雨災害は急増した。
陝西省延安市では7日以降、広い範囲で豪雨となり、同地域では2002年以来降雨範囲が最大、降雨量が最多、降雨時間が最長の豪雨となった。
この豪雨による死亡者は13人、行方不明者は4人、負傷者は15人に達した。
四川省では11日までに、15市・州の75県が豪雨・洪水に見舞われ、209万4000人が被災、30人余りが死亡し、行方不明者は160人あまりに上った。
22万3000人が緊急避難している。この豪雨により、成都市中心部では深刻な冠水に見舞われ、地下トンネル8カ所のほか、路面40カ所が浸水した。
成華区の方家河・鳳凰河・南支三渠の3本の河道では8カ所で溢水、16カ所で冠水が発生。
武候区では家屋12棟が倒壊、1826人が緊急避難した。
広東省の大部分の地域では台風7号(SOULIK)の影響で15日以降、豪雨に見舞われた。
局地的には特大の豪雨となり、梅州市、河源市、潮州市の100鎮(町)が被害を受け、被災者は45万6900人、死亡者は3人、行方不明者は2人に達し、倒壊した家屋数は2072棟に達した。
広州市では14日夜以降、2回の豪雨に見舞われ、冠水被害も発生している。
(提供/人民網日本語版・翻訳/ SN・編集/武藤)
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『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月19日 11時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75723&type=0
各地で河川増水、深刻な被害=被災者182万人、死者20人―中国
●18日、このところ中国各地が豪雨に見舞われ、河川増水による被害が深刻化している。写真は遼寧省撫順市。
2013年8月18日、このところ中国各地が豪雨に見舞われ、河川増水による被害が深刻化している。
今月16、17両日に遼寧省東部は豪雨や大豪雨、局地的に特大豪雨に見舞われた。
遼河の支流である渾河上流では50年に1度の大規模な増水が発生。
15市・県が被害を受け、被災者は72万人に達した。
吉林省樺甸市紅石鎮での土石流による死者はすでに14人に達し、省全体で10万人以上が避難。
まれに見る甚大な水害を受けて黒竜江省は16日に緊急対応態勢を始動。
省民政庁が作業チーム30組余りを増水による危険の大きな地区に派遣し、地元政府による被災者の避難作業を指導した。
広東省各地も豪雨や特大豪雨に見舞われた。
降雨範囲は西から北東へ拡大し、各河川の水位が上昇。
省当局は対応の緊急度を引き上げた。16日午前0時から17日午後4時までに今回の豪雨で100万3800人が被災し、6人が死亡、3人が行方不明となり、直接的な経済損失は12億2800万元(約195億6400万円)に達している。
(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)
』
朝鮮日報 記事入力 : 2013/08/13 10:32
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/13/2013081301108.html
猛暑:始業式延期、家畜100万羽大量死
全国で猛暑被害相次ぐ、熱中症死亡者13人と推定
相次ぐ猛暑により、全国的に被害が続出している。
建設・産業現場、農村部では暑さを避けて午後に休憩を取り、各学校では始業式を先送りしたり短縮授業をしたりするなどの努力をしている。
大邱市教育庁は、今週始業式を迎える予定だった中学校95校に正式文書を送り、始業式をできるだけ19日以降に調整するよう指示した。
12日に始業式を迎えた大邱地域の4校では短縮授業を実施、生徒を早めに帰宅させた。
光州市教育庁は、19日にほとんどが始業式を行う予定だった管轄地域内の中学校に延期を指示、全羅南道教育庁や蔚山市教育庁も始業式の延期を検討している。
しかし、ソウル市教育庁など一部地域では当初の予定通り始業式を行う方針だ。
全国の建設・産業現場や農村部では「猛暑休憩時間制」を実施した。
建設・産業現場の労働者約2万8000人や農業従事者約2万1000人は12日、午後2時から5時まで3時間にわたり暑さを避けて休憩を取った。
死亡者も相次いだ。
11日午後5時ごろ、釜山市金井区で一人暮らしをしていた女性(77)が高熱で倒れているのが発見され、病院に搬送されたが死亡が確認された。
中央災害安全対策本部は11日までに8人が熱中症で死亡したと発表した。
これに熱中症と推定される死亡者まで加えると、今夏の猛暑による死亡者は13人に達することになる。
6月から熱中症などで病院の診察を受けた人は11日現在で875人。11日には全国で82人が熱中症などにより病院で治療を受けた。
家畜の大量死も相次いでいる。
12日現在、全国463の農家で
ニワトリ80万5671羽、
アイガモ11万3329羽、
ブタ66頭
など家畜91万9066匹が死亡した。
猛暑でレールの温度が55℃以上になり、最高速度が時速230キロに制限されている鉄道区間は7カ所に達している。
このうち、慶尚北道金泉から漆谷、忠清北道五松から新灘津までの区間は11日に続き12日も最高速度が制限された。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月14日 15時6分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75523&type=0
日中韓を襲う史上最高の高温、すでに死者多数―韓国メディア
2013年8月13日、国際在線は記事
「韓国メディア:日中韓を襲う史上最高の高温、すでに死者多数」
を掲載した。
韓国紙・朝鮮日報は13日、日本、中国、韓国を史上最高の猛暑が襲っていると報じた。
東京都中心部では11日、24時間連続で30度以上の高温を記録した。
1875年の観測開始以来初の事態だという。
翌12日には高知県四万十市で最高気温41度を記録した。
10日、11日には熱中症で2300人が病院で治療を受け、9人が死亡した。
中国も猛暑に見舞われている。
浙江省紹興市新昌県では11日、今年最高となる気温44.1度が記録された。
さらに一部地域では激しいゲリラ豪雨も観測されている。
北京市は11日、雷まじりの激しいゲリラ豪雨が観測された。
首都国際空港では300便もの航空便に影響が出たほか、清掃作業員1人が雷に打たれ死亡した。
韓国の状況も深刻だ。
非公式記録ながら、蔚山空港では最高気温40.3度が観測された。
最高気温33度以上の高温日の日数は42日間。
「史上最も暑い夏」だった1994年の60日間に迫っている。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月18日 7時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75691&type=0
猛暑が東アジアを襲う、日中韓に電力不足か―中国紙
2013年8月16日、環球時報によると、猛暑続きの天候による全国的な電力不足を解消するため、韓国の鄭コウ原首相と閣僚らは13日、エアコンのスイッチを切って扇風機に切り替え、閣議を行った。
今年の夏は連日の猛暑が東アジアを襲っている。中国南部も高温続きで、気温が40度を超える地域もある。日本では13日、高知県四万十市で4日連続の40度を記録し、9日には35度を超えたところが205カ所に達して今年最多を記録した。先週は熱中症になった人が9815人に上り、うち17人が死亡した。韓国は今年、「一番熱い夏」の記録を更新する見込みだ。猛暑の影響により、3カ国で電力不足が起きるのではないかと懸念する声が相次いでいる。
▽韓国で電力不足招く3つの原因
韓国の電力不足の原因は複雑だ。まず、経済発展と異常気象により、電力需要がしばしばピークを迎えることがある。今年の夏は高温続きで、エアコンの電力消費が激増。韓国電力取引所(KPX)が12日明らかにしたところによると、同日午後3時、電力需要が過去最大の7970万キロワットに達した。韓国電力網の発電設備容量は7704万キロワットで需要に足りず、韓国は大規模停電の淵に立たされた。そこで電力警報の発令を余儀なくされ、企業には稼働時間の調整を求め、政府部門には公共の機関でのエアコン使用を全面的に禁止するよう求めた。
韓国関連部門が電力需要の予測を見誤ったことも電力不足の原因の一つだ。韓国産業通商資源部は2年に1度「電力供給基本計画」を提出しており、2006年末の基本計画では12年の最大電力需要を6712万キロワットとしてい。だが実際には7429万キロワットで予想より10.1%多く、この誤差分は原子力発電所ユニット7基分の発電量に相当する。
韓国の電力設備は老朽化しており、発電ピーク時に発電所がトラブルを起こしやすいことも原因だ。同部の調査結果によると、韓国国内の火力発電所の発電ユニットのうち22基が老朽化し、使用期間は設計上の標準使用期間である30年を超えている。毎年、電力使用量が比較的少ない4-5月にユニット60基を順繰りで補修点検しているが、今年は原子力発電所の事故が相次いだため、補修点検がされず、超負荷状態で運転を続けるユニットもある。
▽日本国民は高い電気代を払わなくてはならない
日本でも猛暑続きで電力使用量が激増している。エアコンの使用が増え、東京、北陸、関西、四国、九州、中部の各電力会社は9日に今夏の電力需要の記録を更新した。目下、日本で稼働する原発ユニットは関西電力大飯原発の3号機と4号機だけだ。火力発電所は設備が老朽化しているところもあり、気温が高くなると故障発生率が高まる。だが日本の電力各社の供給にはまだ比較的余裕がある。設備容量に対する需要の割合をみると、需要がピークを迎えた9日でも、東京電力は93%、関西電力は95%で、ほかの電力会社は軒並み90%以下にとどまった。
日本の家庭や企業にとって最大の問題は電気代の高騰だ。東日本大震災の後、火力発電所が再び日本の主要な電力供給源となったが、円安で天然ガスや原油の輸入価格が高騰し、日本各地で電力価格が次々に上昇した。東京電力は5カ月連続で電力価格を引き上げ、一般世帯の1カ月あたり電気代は平均で8000円を超えた。北海道、東北、四国の各電力会社は9月1日から7-8%の価格引き上げを予定する。電力価格の高騰が日本の製造業のコスト的優位を揺るがしており、ある大阪の企業などは過去3年で電気代が30%前後増えたという。
▽中国の電力網は楽々と夏をやり過ごす
中国では例年と異なり、猛暑による電力不足は発生していない。政府が夏季高温期の電力不足について重大警告を発しなかったのも、過去数年間で今年が初めてだ。国家能源局によると、上半期の国内の電力使用量は前年同期比5.1%の増加にとどまり、増加幅は前年の5.5%や前々年の11.7%を下回った。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの13日付論評によると、中国経済の鈍化を受けて電力網は「楽々と」夏をやり過ごすことができるという。ここから中国経済の成長ペースの鈍化が電力産業に影響を与えていることがわかる。また、石炭価格が過去数年間で低い水準にあることからも、国内の電力需要の低下傾向がうかがえる。
アモイ大学中国エネルギー経済研究センターの林伯強(リン・ボーチアン)センター長が13日に述べたところによると、経済成長ペースの鈍化の影響を最もはっきりと受けるのはエネルギー消費量の多い重工業で、全国の電力使用量全体の約6割を占める。一方、家庭用電力使用量が占める割合は14%ほどだ。米国と日本では家庭用電力の割合が約40%、韓国は中国と日本の間に位置する。中国国際金融有限公司がこのほどまとめた研究報告によると、工業用電力の使用量が低迷し安定しないことが、電力全体の伸びを低迷させる主要因だという。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/TF)
』
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月19日 13時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75709&type=0
豪雨被災、中国東北部では350万人に
=中露国境で両国がダム放流、洪水が激化―中国メディア
●18日、大雨の影響によって、東北地方の黒竜江、嫩江、松花江流域で警戒水位を超える大洪水が発生している。上流での降雨により、国境を接する中国とロシア両方のダムで放流が行われているため、河川の水位が上昇し続けている。写真は吉林省の白山市露水河村。
2013年8月18日、新華網によると、大雨の影響によって、東北地方の黒竜江、嫩江、松花江流域で警戒水位を超える大洪水が発生している。
上流での降雨により、国境を接する中国とロシア両方のダムで放流が行われているため、河川の水位が上昇し続けている。
中国中央テレビ(CCTV)によると、上流から多くの水が流れ込んでいることや、ロシア国内のダムからも放流が行われていることが水量激増の原因になっているという。
ロシアでは連日の豪雨によって極東地域に大洪水が発生しており、現在、ロシア保健相と非常事態相が被災地で陣頭指揮を執っている。
また、アムール州のブレヤダムでは水位が255メートルを突破し、放流を余儀なくされている。
緊急事態省の危機対応責任者によると、もっとも難しい問題は西から東まで2000キロを超える被災面積だ。
だが、目下一番の脅威は中国からのものだ。
今後もアムール川(黒竜江)への放流が続けば、水位はさらに50%上昇すると予測されている。
中国東北部では洪水によって350万人が被災している。
黒竜江、嫩江、松花江流域に大きな損害がもたらされており、黒竜江省では救援活動が実施されている。
また、吉林、遼寧省でも豪雨による記録的な洪水が発生しており、一部の都市で死者が出ているほか、十数万人が避難している。
』
【人口爆発から大飢餓へ】
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最近の天気は何だかおかしい:激甚気象の中で
●7月の平均気温の平年差。西日本の日本海側や北海道で平年より気温が高いが、東北の太平洋側は平年並みかやや低いところも
『
日本経済新聞 2013/8/7 6:30
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK01033_R00C13A8000000/
最近の天気は何だかおかしい
気象予報士 伊藤みゆき
「このところ天気がおかしいよ」という声を多く聞きます。
たしかに、梅雨明けが早い地域もあれば、まだ梅雨が明けていない地域もあり、猛烈な暑さが続いた地域もあれば、気温が上がらない地域もあり、大雨で災害が発生した地域もあれば、雨が全く降らない地域もあります。
ここで、7月を気温・日照・雨のデータを振り返ってみます(7月30日までの値)。
まず、気温です。
7月の平均気温の平年差。西日本の日本海側や北海道で平年より気温が高いが、東北の太平洋側は平年並みかやや低いところも
全般に7月は平年より気温が高いところが多くなりました。
特に福岡では7月の平均気温が29.9度で、記録的な暑さとなった2010年の8月(30.3度)に次ぐ暑さです。
際立ったのが後半の「猛烈な熱帯夜」です。
7月25日の最低気温は29.8度で123年の統計史上最も高くなりました。
29日にはそれに次ぐ29.7度までしか下がらないなど歴代の上位5記録中、3つを今年の値が占めることになっています。
また、6日に九州から東海に先んじて梅雨が明けた関東甲信地方は、猛烈な暑さの「梅雨明け10日」になりました。
「梅雨明け10日」とは、梅雨が明けて10日程度は太平洋高気圧の勢力が強く、安定した夏空が広がりやすい…という天気の言葉です。
東京では6日からの10日間のうち、半分が35度以上の猛暑日・半分が34度前後となり、11日には群馬の館林で今年全国最高の39度5分を観測。
「この夏はどうなってしまうのだろう?」と心配した人も多かったことでしょう。
ただ、梅雨明け10日が終わった途端、今度は北からの比較的涼しい高気圧の影響を受けて関東の暑さは収まりました。
このタイミングで、宮城県など東北の太平洋側は「やませ(冷たい北東気流)」で、日差しが遮られ「長袖シャツでも肌寒い」くらいの日が続くようになりました。
それは日照時間をみると一目瞭然です。
●7月の日照時間の平年差。東北地方は平年の半分程度という所も多い。気象庁HPより
まだ梅雨の明けていない東北地方は平年の半分程度しか太陽が照っていません。
東北地方には19日に「長雨と日照不足に関する情報」が出されました。
梅雨前線が天気図に表れていなくても、雲の帯が東北地方にかかった状態が続き、特に太平洋側は海風が吹き込んで霧や霧雨の日も多くなりました。
一方で西の方は連日晴れて暑さが続き、「雨が欲しい」というお便りが番組にも寄せられたほどでした。
●7月17日の雲画像 本州付近の雲の帯を境に、西の方は太平洋高気圧に覆われているが、関東以北には比較的涼しい空気が流れ込んでいる。気象庁HPより一部加工
雨は「欲しい」地域と「もう要らない」地域と極端です。
●7月の降水量。東北地方で平年より多く、関東以西の太平洋側は平年より少ない
●降水量の平年比(気象庁HPより)
最も雨が多かったのが山形県で、海沿いの酒田では776.5ミリと平年の4倍近くになっています。
同じ酒田市内のアメダス(上草津)や、真室川町のアメダスでは1000ミリを上回りました。
7月3日からの2週間で度々大雨に見舞われ、被害も発生しました。
一方で、奄美大島や久米島では雨量がゼロ。那覇も4.5ミリと平年の3%しか降っていません。
沖縄や奄美には「少雨に関する情報」が出されています。
関東地方では、簡単に解説できない事態がありました。
東京の世田谷では22日までの雨がたったの12ミリしか降っておらず、翌23日午前中に「少雨に注意」という情報が出されました。
ところが、その夕方には約100ミリの雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」が出されたのです。実
際のアメダスでも10分間で27ミリの雨が観測され、1時間降り続いたら162ミリになる豪雨でした。
大雨が降ったのに少雨とは…の理由は、23日の雨は一時的で5月からの少雨を解消するには至らず、引き続きまとまった雨が予想されないからです。
「記録的短時間大雨情報」は、現在の降雨がその地域にとって災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量であることをお知らせするために発表されるもので、27日には栃木・茨城・秋田に出され、28日には山口や島根、29日には北海道の留萌、30日には新潟と島根と、連日のように発表されています。
ここ数日の日本付近には、それだけ暖かく湿った空気が流れ込んでいて、災害につながるような雨がいつどこで降ってもおかしくない状態となっているのです。
甚大な被害が出た山口では、山口市で143ミリ・萩市の須佐で138.5ミリと「1時間雨量」の全国歴代11位と14位になるような記録的な雨を観測しました。
7月の不安定な天気の原因は、夏の高気圧がしっかり張り出さず(=北陸・東北の梅雨明けず)、北からの高気圧も度々現れ(=東北太平洋側の低温や日照不足)、日本海には動きの遅い寒気が居座った(=局地的な豪雨)ことが挙げられますが、8月に入ると夏の高気圧の勢力がやや強まりそうです。
週末以降は北陸や東北も晴天が予想され、いよいよ夏到来を思わせます。
東北や北陸の梅雨が8月にずれ込むのは、梅雨明けが特定できなかった2009年の前年、2008年以来となりそうです。
8月前半の傾向は「沖縄は雨が少なく、西日本は暑く、北日本は不安定」です。
引き続き猛烈な暑さや天気の急変に用心しつつ、この夏を元気に乗り切りましょう。
伊藤みゆき:
気象予報士。証券会社社員を経て、気象予報士に。日本テレビ衛星「NNN24」の初代気象キャスターに合格。現在はNHKラジオ第一「ラジオあさいちばん」気象キャスター。 光文社の雑誌『STORY』などで連載を持つなど、幅広く活動中。
』
2013年4月30日火曜日
2013年4月13日土曜日
地球温暖化:今世紀末、気温4度上昇 洪水確率4.4倍に−−環境省予測
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『
毎日新聞 2013年04月13日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/news/20130413ddm012040097000c.html
地球温暖化:今世紀末、気温4度上昇 洪水確率4.4倍に−−環境省予測
地球温暖化がこのまま進めば、今世紀末には日本の平均気温が最高4度上昇し、河川はんらんの確率が最大4・4倍に増えるとの予測結果を、環境省などが12日公表した。
健康被害のリスクや農産物の収量にも影響が出ると予測している。
政府は14年度末をめどに対策をまとめる方針。
予測は、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次報告書と同じモデルを用いた。
日本の平均気温は過去100年間で、世界平均(0・68度)を上回る「1・15度」上昇している。
温室効果ガスが今以上のペースで増え続けた場合には、今世紀末にはさらに「2・1〜4・0度」上がると予測。
最高気温が30度以上の「真夏日」は、沖縄・奄美で年間約50日、全国平均で同約25日増えるという。
今世紀末までに3度上昇すると仮定した場合、短時間に強い雨が降る「ゲリラ豪雨」の頻度が増加。
全国の1級河川で洪水の発生確率が1・8〜4・4倍に高まる。
強い台風が接近する頻度も高まるため、高さ20メートル前後の高波が発生する頻度も太平洋沿岸を中心に増えるとした。
生態系への影響では気温上昇によって水稲は収量が増えるものの、一等米の比率が北陸で40%減るなど品質が低下する。
熱帯に多い感染症「デング熱」を媒介するヒトスジシマカの越冬北限は、現在は青森県南部だが2100年には北海道へ広がると予測している。
==============
◇地球温暖化で今世紀末までに予測される主な国内影響
●・平均気温は2.1〜4.0度上昇
●・1時間あたり50ミリ以上の降雨の年間発生回数が全国平均で約4倍に増加
●・1級河川の洪水発生確率が1.8〜4.4倍に増加
●・北日本と中部山地以外で河川流量が減り、渇水が深刻化
●・2030年代までにサンゴ礁半減、40年代までに消失
●・一等米の比率が全国で17.6%減少
●・デング熱を媒介するヒトスジシマカの越冬可能地域が北海道へ拡大
●・熱中症の死亡リスク増大
』
【人口爆発から大飢餓へ】
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『
毎日新聞 2013年04月13日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/news/20130413ddm012040097000c.html
地球温暖化:今世紀末、気温4度上昇 洪水確率4.4倍に−−環境省予測
地球温暖化がこのまま進めば、今世紀末には日本の平均気温が最高4度上昇し、河川はんらんの確率が最大4・4倍に増えるとの予測結果を、環境省などが12日公表した。
健康被害のリスクや農産物の収量にも影響が出ると予測している。
政府は14年度末をめどに対策をまとめる方針。
予測は、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次報告書と同じモデルを用いた。
日本の平均気温は過去100年間で、世界平均(0・68度)を上回る「1・15度」上昇している。
温室効果ガスが今以上のペースで増え続けた場合には、今世紀末にはさらに「2・1〜4・0度」上がると予測。
最高気温が30度以上の「真夏日」は、沖縄・奄美で年間約50日、全国平均で同約25日増えるという。
今世紀末までに3度上昇すると仮定した場合、短時間に強い雨が降る「ゲリラ豪雨」の頻度が増加。
全国の1級河川で洪水の発生確率が1・8〜4・4倍に高まる。
強い台風が接近する頻度も高まるため、高さ20メートル前後の高波が発生する頻度も太平洋沿岸を中心に増えるとした。
生態系への影響では気温上昇によって水稲は収量が増えるものの、一等米の比率が北陸で40%減るなど品質が低下する。
熱帯に多い感染症「デング熱」を媒介するヒトスジシマカの越冬北限は、現在は青森県南部だが2100年には北海道へ広がると予測している。
==============
◇地球温暖化で今世紀末までに予測される主な国内影響
●・平均気温は2.1〜4.0度上昇
●・1時間あたり50ミリ以上の降雨の年間発生回数が全国平均で約4倍に増加
●・1級河川の洪水発生確率が1.8〜4.4倍に増加
●・北日本と中部山地以外で河川流量が減り、渇水が深刻化
●・2030年代までにサンゴ礁半減、40年代までに消失
●・一等米の比率が全国で17.6%減少
●・デング熱を媒介するヒトスジシマカの越冬可能地域が北海道へ拡大
●・熱中症の死亡リスク増大
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【人口爆発から大飢餓へ】
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2013年3月31日日曜日
中国の河川、30年間で2万7000本消失?! =当局は水が減少したと説明
●29日、参考消息(電子版)は、独ディ・ヴェルト紙の報道を引用し、中国では30年前に比べ約2万7000本の河川が消失したと伝えた。写真は内モンゴル自治区を流れる河川。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年3月30日 20時36分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70814&type=0
中国の河川、30年間で2万7000本消失?!
=当局は水が減少したと説明―独紙
2013年3月29日、参考消息(電子版)は、独ディ・ヴェルト紙の報道を引用し、中国では30年前に比べ約2万7000本の河川が消失したと伝えた。
今月27日の独ディ・ヴェルト紙の報道によると、
30年前の中国の統計データでは、中国には面積が100平方キロメートルの河川が5万本ほどあった。
一方、今月26日に中国水利部と国家統計局が発表した「第一次全国水利調査公報」では、現在の河川数が2万2909本であると記載されている。
では、2万7000本余りの河川はどうなったのか?
水利部の矯勇(ジャオ・ヨン)副部長は、
「地球温暖化や都市化、工業化により河川が消失した」
と指摘。
また、
「過去の調査は正確性に欠け、現在の測量技術によると、多くの河川は消失してはおらず水量が減少している。
面積が50平方キロメートル以上の河川は現在中国に4万5203本ある」
と話した。
このほか独紙の報道では、中国の水問題は深刻で、40%の河川は汚染され、20%の河川の水は使用できなくなっていると紹介した。
』
2013年3月28日木曜日
全都道府県で人口減少へ 国研究所が推計
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『
NHKニュース 3月27日 17時37分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130327/k10013490761000.html
全都道府県で人口減少へ 国研究所が推計
27年後の2040年にはすべての都道府県で2010年より人口が減少するとともに、65歳以上の高齢者の割合も30%を超え、全国で人口減少と少子高齢化が進むとした推計を国の研究所がまとめました。
国立社会保障・人口問題研究所は国勢調査に合わせて5年ごとに全国の自治体別の人口推計を行っていて、今回は3年前の国勢調査を基に東日本大震災の影響も考慮し2040年までの人口を推計しました。
それによりますと、2040年の人口は、すべての都道府県で2010年よりも少なくなると推計しています。
この30年間に最も人口が減る割合が高いのは
▽秋田県で35.6%、次いで
▽青森県が32.1%、
▽高知県が29.8%
となっています。
市区町村別では、全体の95%に当たる1603の自治体が2010年の人口を下回り、
2割以上人口が減少する自治体が70%に上るとしています。
また、2040年の65歳以上の高齢者の割合は、2010年には20%前後だった大都市圏や沖縄県で大幅に増加し、すべての都道府県で30%を超えると推計しています。
最も割合が高いのは
▽秋田県で43.8%、次いで
▽青森県が41.5%、
▽高知県が40.9%
となっています。
市区町村別では
▽.65歳以上の人口の割合が40%以上を占める自治体の割合は、2010年の5%から2040年には50%に増えるとともに、
▽.14歳以下の人口が10%未満の自治体の割合は、2010年の11%から2040年には58%に増えるとしています。
国立社会保障・人口問題研究所の鈴木透部長は、
「昭和40年代の高度経済成長期に地方から大都市圏に移り住んだ人たちがそのまま子どもを産んで定着したため、地方では人口が減少し大都市圏では高齢化が進んでいる。
高齢化の速度が早い自治体では、人口が増えることを前提にした政策は難しくなるので、財政や行政サービスをどう維持するかが考える目安にしてほしい」
と話しています。
』
【人口爆発から大飢餓へ】
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『
NHKニュース 3月27日 17時37分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130327/k10013490761000.html
全都道府県で人口減少へ 国研究所が推計
27年後の2040年にはすべての都道府県で2010年より人口が減少するとともに、65歳以上の高齢者の割合も30%を超え、全国で人口減少と少子高齢化が進むとした推計を国の研究所がまとめました。
国立社会保障・人口問題研究所は国勢調査に合わせて5年ごとに全国の自治体別の人口推計を行っていて、今回は3年前の国勢調査を基に東日本大震災の影響も考慮し2040年までの人口を推計しました。
それによりますと、2040年の人口は、すべての都道府県で2010年よりも少なくなると推計しています。
この30年間に最も人口が減る割合が高いのは
▽秋田県で35.6%、次いで
▽青森県が32.1%、
▽高知県が29.8%
となっています。
市区町村別では、全体の95%に当たる1603の自治体が2010年の人口を下回り、
2割以上人口が減少する自治体が70%に上るとしています。
また、2040年の65歳以上の高齢者の割合は、2010年には20%前後だった大都市圏や沖縄県で大幅に増加し、すべての都道府県で30%を超えると推計しています。
最も割合が高いのは
▽秋田県で43.8%、次いで
▽青森県が41.5%、
▽高知県が40.9%
となっています。
市区町村別では
▽.65歳以上の人口の割合が40%以上を占める自治体の割合は、2010年の5%から2040年には50%に増えるとともに、
▽.14歳以下の人口が10%未満の自治体の割合は、2010年の11%から2040年には58%に増えるとしています。
国立社会保障・人口問題研究所の鈴木透部長は、
「昭和40年代の高度経済成長期に地方から大都市圏に移り住んだ人たちがそのまま子どもを産んで定着したため、地方では人口が減少し大都市圏では高齢化が進んでいる。
高齢化の速度が早い自治体では、人口が増えることを前提にした政策は難しくなるので、財政や行政サービスをどう維持するかが考える目安にしてほしい」
と話しています。
』
【人口爆発から大飢餓へ】
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2013年3月27日水曜日
中国人は豚肉を食べ過ぎ!:薬剤耐性病原体発生の可能性や食糧問題影響大
●25日、中国人は肉類、特に豚肉をよく食べるため、大量のブタの飼育が抗生物質などを使用させ、薬剤耐性病原体の発生を招く危険性を拡大しているだけでなく、ひいては世界的な食糧問題にまで及ぶ可能性がある。写真は山東省のスーパーの精肉売り場。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年3月27日 7時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70681&type=0
中国人は豚肉を食べ過ぎ!
薬剤耐性病原体発生の可能性や世界の食糧問題への影響大―英紙
2013年3月25日、環球時報によると、英紙・ガーディアンは23日、中国人は肉類、特に豚肉をよく食べるため、
大量のブタの飼育が抗生物質などを使用させ、薬剤耐性病原体の発生を招く危険性を拡大しているだけでなく、
ひいては世界的な食糧問題にまで及ぶ可能性があると伝えた。
上海の黄浦江で約1万6000頭のブタの死骸が発見された事件はまだ解決されていないが、中国では養豚産業が極めて大規模に行われていることがうかがえる。
世界の人口の膨張や収入の増加にともなって、人類が消費する肉の量は急激に増え、1999年には約2億1800万トンだった世界の肉類の生産量は、2030年には3億7600万トンにまで増加すると予想されている。
中でも中国人は豚肉を特によく食べる。
中国は豚肉の消費量と生産量でともに世界の約半分を占めており、11年の国民1人当たりの豚肉消費量は1980年の約4倍になり、総消費量は5000万トンにも達している。
肉類の需要が急増したことに伴い、飼育方法にも大きな変化が見られるようになった。
中国では住居に隣接する場所にブタ小屋を建て、そこで飼育する形で伝統的に行われてきたが、この種の方法は効率が悪く、ブタが病気にかかる温床にもなってきた。
これに対し、現在は集中飼育所による飼育方式に変更されているが、
大量の抗生物質が使われているため、
薬剤耐性病原体への変化など、
より大量で深刻な問題の発生が懸念されている。
中国人が肉をよく食べるのは、国の発展と関係が深い。
過去に大飢饉を経験した中国人にとって、このことは心の奥深くに刻まれている。
従って、現在の人々が肉を食べ過ぎており、肉食を減らすことは人類全体だけでなく彼ら自身にとってもメリットが大きいという道理を、彼らに説明し、理解してもらうことは非常に難しいのである。
』
2013年3月26日火曜日
日本の高学歴女性、やむを得ず家庭に=出生率も急低下
●24日、中国紙は日本で働く女性がやむを得ず家庭に入る状況にあると伝えた。仕事に力を入れれば育児ができず、結局退職せざるを得なくなってしまう。資料写真。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年3月26日 5時55分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70649&type=0
日本の高学歴女性、やむを得ず家庭に=出生率も急低下―中国紙
013年3月24日、チャイナデイリーは、日本で高い学歴を持つ女性が仕事を続けられず、やむを得ず家庭に入らざるを得ない状況に陥っていると伝えた。
また、日本の人口危機が徐々に進んでおり、50年後には人口が大幅に減るとの見通しを専門家が指摘している。
日本では高い学歴を持つ女性が多く、働く女性もここ10年で安定して増加している。
しかし、その一方で女性の職場復帰が難しくなっている。
伊東さん(仮名)は弁護士として働いていたが、現在は仕事を辞めて主婦となった。
働いている間は休日出勤も多く、月間労働時間が300時間を超えることもあり、仕事に力を入れれば育児ができず、結局退職せざるを得なくなったという。
こうした事例は枚挙に暇がなく、70%の女性が出産後は仕事を続けられなくなってしまう。
働くほど出産や育児から遠のいてしまい、辞めるに辞められないというケースも多い。
また、男性も多くが育児のための休暇を取らないか、あるいは取ることができず、伊東さんも「夫は当てにできない」と話す。
無理に育児休暇を取ろうとすると仕事を失う可能性もあるからだ。
スウェーデンやデンマーク、米国などの国では女性が働きやすい環境を作ることで出生率を上げることに成功しているが、女性の就職率が低いイタリアや韓国、そして日本では出生率が低いままとなっている。
日本の人口は2006年以降徐々に減少し続けており、このままでは50年後の日本は人口が3分の1も減少してしまう可能性があると、専門家が指摘している。
』
少々トンチンカンな記事だが、日本を周囲からみるとそう映るということであろう。
【人口爆発から大飢餓へ】
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2013年3月18日月曜日
水戦争:水不足によって300万人を超える人々が毎年死んでいる
『
CNNニュース 2013.03.17 Sun posted at 18:10 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35029215.html?tag=cbox;world
最も重要な資源は水? 「水戦争」は起こるのか
(CNN) 中東にある「死海」ほどの大量の水が消えてなくなることを想像してほしい。
まるでSF映画のような話に聞こえるかもしれないが、そうではない。
これは実際に起きている出来事で、そのことが分かったのも、つい最近だ。
米航空宇宙局(NASA)と米カリフォルニア大学アーバイン校が行った研究によれば、中東地域では真水が失われつつあるという。
2003年から09年にかけて144立方キロメートルの水が失われた。
「水が失われる」ということはどういうことだろうか。
水の多くは地表よりも下からやってきており、岩の間などに蓄えられている。
干ばつの時期になると、井戸やポンプを作り、水を求めて穴を掘る。
しかし、大地からの供給には限りがある。
NASAの科学者によれば、水をくみ上げることは銀行の預金を取り崩すことに等しい。
そして、その預金残高は減りつつある。
このことは深刻な事態を招くかもしれない。
水を巡る争いの歴史は古い。
米パシフィック・インスティテュート(TPI)によれば、こういった紛争は歴史上200回以上起きている。
興味を引くのは、そのうちの約半分が過去20年の間に起こっているということだ。
これからは水を巡って争いが繰り広げられる新しい時代が訪れるのだろうか。
NASAの研究が世界で最も不安定な地域の一つで行われたことを考えてほしい。
中東とその地域での紛争は石油を巡るものだと考える傾向がある。
もしかしたら、将来は水を巡るものに変わるかもしれない。
世界について語るとき、核を持つ国と持たない国という言い方をよくするが、
水がある国とない国という世界のほうが、より一層危険かもしれない。
問題の一つは、世界の需要が変化していることだ。
人口爆発を考えてほしい。
1975年には40億人だった人口は、現在70億人に拡大した。
国連の予測では2050年までに90億人に達するという。
インドや中国、アフリカ諸国では中間層が何百万人と増えており、あらゆる食料や製品に対する需要が世界的に増加している。
そうした製品にはコストがかかるが、水に関しては豊富で無料だと別枠で考えたがる傾向がある。
しかし、水は最も懸念する必要がある資源だ。
世界保健機関(WHO)によれば、7億8000万人以上の人々がきれいな水を手に入れられずにいる。
そして、水不足によって300万人を超える人々が毎年死んでいる。
需要が高まれば、水不足も拡大するだろう。
できることは何だろうか。
水の大部分は実際のところ、浪費されている。
米国は水を最も浪費している国の一つだ。
シンガポールは既に、下水を飲むことの出来る上水へと再利用するための取り組みを進めている。
大規模な海水淡水化を考慮する必要もあるだろう。
思い出さなければならないのは、
消費される水の最大70%は農業で使われている
ということだ。
より効率的な農作物についての基礎研究も必要だ。イ
ンドのある村では先ごろ、1ヘクタール当たりのコメの収穫量が世界最高を記録したと報じられた。
どうやったのか。
ただ苗を植える時期を変更したのだという。
その結果、水の使用も抑えられた。
もしかしたら、最も単純で効果的なやり方は、水にある種の価格を設定することかもしれない。
そうすれば、もっと効率的に、注意を払って使うようになるだろう。
毎年3月22日は「世界水の日」だ。
世界の最も重要な資源を規制するための地球規模での取り組みについて考えをめぐらすのに良い時期だろう。
』
2013年3月16日土曜日
チベット高原の90%の氷河に縮小傾向、将来数十億人の生活に深刻な影響
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●14日、長年にわたる観測の結果、青蔵(チベット)高原の氷河の85%から90%が縮小傾向にあり、将来数十億人の生活に深刻な影響を及ぼすことが明らかになった。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年3月16日 9時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70341&type=0
チベット高原の90%の氷河に縮小傾向、将来数十億人の生活に深刻な影響―中国
2013年3月14日、世界気象機関(WMO)の「極地観測、研究およびサービス」第4回専門家会議が甘粛省蘭州市で開催された。
会議では長年にわたる観測の結果、青蔵(チベット)高原の氷河の85%から90%が縮小傾向にあり、将来数十億人の生活に深刻な影響を及ぼすことが明らかになった。
新華網が伝えた。
中国で初めて開催されたWMOの会議では、地球の「第三極」青蔵高原と周辺地域の氷河観測の結果と、社会経済に波及する問題が話し合われた。
専門家の1人、中国科学院の研究員・効存徳(シャオ・ツンダー)氏は「地球温暖化は氷河から分かる」と発言。
青蔵高原の氷河は広範囲にわたって縮小化していると指摘した。
中国気象局の徐小峰(シュー・シャオフォン)副局長は
「青蔵高原は南極、北極に次ぐ『第三極』と呼ばれ、『アジアの給水塔』とも称されている。
その青蔵高原の氷河が著しく変化していることは、将来数十億の人間の生活を脅かすことにつながる」
と述べた。
WMOが組織した「極地観測、研究およびサービス」の専門家会議は18カ国から24人の専門家が参加。
09年から、主に地球温暖化が南極と北極地域の自然生態体系と社会経済体系に及ぼす影響をテーマに、各国で開催されている。
』
【人口爆発から大飢餓へ】
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●14日、長年にわたる観測の結果、青蔵(チベット)高原の氷河の85%から90%が縮小傾向にあり、将来数十億人の生活に深刻な影響を及ぼすことが明らかになった。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年3月16日 9時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70341&type=0
チベット高原の90%の氷河に縮小傾向、将来数十億人の生活に深刻な影響―中国
2013年3月14日、世界気象機関(WMO)の「極地観測、研究およびサービス」第4回専門家会議が甘粛省蘭州市で開催された。
会議では長年にわたる観測の結果、青蔵(チベット)高原の氷河の85%から90%が縮小傾向にあり、将来数十億人の生活に深刻な影響を及ぼすことが明らかになった。
新華網が伝えた。
中国で初めて開催されたWMOの会議では、地球の「第三極」青蔵高原と周辺地域の氷河観測の結果と、社会経済に波及する問題が話し合われた。
専門家の1人、中国科学院の研究員・効存徳(シャオ・ツンダー)氏は「地球温暖化は氷河から分かる」と発言。
青蔵高原の氷河は広範囲にわたって縮小化していると指摘した。
中国気象局の徐小峰(シュー・シャオフォン)副局長は
「青蔵高原は南極、北極に次ぐ『第三極』と呼ばれ、『アジアの給水塔』とも称されている。
その青蔵高原の氷河が著しく変化していることは、将来数十億の人間の生活を脅かすことにつながる」
と述べた。
WMOが組織した「極地観測、研究およびサービス」の専門家会議は18カ国から24人の専門家が参加。
09年から、主に地球温暖化が南極と北極地域の自然生態体系と社会経済体系に及ぼす影響をテーマに、各国で開催されている。
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【人口爆発から大飢餓へ】
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2013年3月13日水曜日
中国、“一人っ子政策”は維持:「高齢化の主因ではない」と計画出産委員
●12日、中国国務院の構造改革案が公開され、出産を規制する「計画出産政策」が緩和されるのではないかと期待が高まっているが、この政策は今後も継続される可能性が高いという。写真は貴州省貴陽市の高齢者介護施設。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年3月13日 17時31分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70267&type=0
“一人っ子政策”は維持へ=「高齢化の主因ではない」と計画出産委員―中国
2013年3月12日、中国国務院の構造改革案が公開された。
これには従来の衛生部と国家人口計画出産委員会を廃止し、国家衛生・計画出産委員会に統合する案も盛り込まれており、出産を規制する「計画出産政策」が緩和されるのではないかと期待が高まっているが、この政策は今後も継続される可能性が高いという。
人民網の報道。
中国の人口は13億4000万人で、人口増加率は0.7%に抑えられているものの、毎年700万人のペースで増え続けている。
「三不孝(3つの親不孝)のうち、子を残さないのが一番の不孝だ」
という観念が根強く、とりわけ農村部では直接的な労働力となるために子どもを尊ぶ傾向が強い。
これを抑制するための計画出産政策は、深刻化する高齢化現象の主要な原因ではないかと見られている。
しかし、全国政協委員会の委員で国家人口計画出産委員会のメンバーでもある楊玉学(ヤン・ユーシュエ)氏は、
「高齢化の要因は医療水準の向上や経済状況の改善など多岐にわたり、計画出産はその1つに過ぎず、主因ではない」
とし、
「高齢化は経済・社会発展が必ず通過する一段階である」
と指摘。
今後も依然として国策である計画出産を継続することが、人口問題に関する基盤であり前提でもあると語った。
また、いわゆる“一人っ子政策”については
「子どもを増やして高齢化を緩和させようとするのは浅はかな考え」
としながらも、状況に応じて調整を行う必要もあると含みを残し、
「人口計画は大きな政策方針であり、国務院の決定が不可欠だが、未だ明確な主張は聞こえない」
とした。
2012年の国家統計局による最新発表では、中国では全人口に占める60歳以上の割合が14.3%に達し、生産年齢人口は史上初の減少に転じた。
上海市・浙江省など東部沿岸地区を中心に、“単独政策”といって、夫婦どちらかが一人っ子だった場合は2人目の出産を認める政策も実施さされはじめている。
』
【人口爆発から大飢餓へ】
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2013年2月28日木曜日
韓国の新生児、5人に1人は「生涯未婚の可能性」
『
朝鮮日報 記事入力 : 2013/02/28 10:13
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/02/28/2013022800811.html
韓国の新生児、5人に1人は「生涯未婚の可能性」
2010年生まれの新生児基準、統計庁が分析結果を発表
男児の21%、女児の15%は結婚せずに生涯を終える可能性も
韓国の男性の5人に1人は結婚しないまま生涯を終え、結婚したとしても4人に1人は離婚するとの分析結果が出た。
統計庁は27日「婚姻状態生命表」と題する資料を公表し
「2010年に生まれた男児のうち20.9%、女児は15.1%が結婚しないまま生涯を終える」
との見通しを発表した。
女性の方が未婚のまま死亡する人の割合が低い理由は、男性人口に比べ女性人口の方が少なく、相対的に女性の結婚機会の方が多いためだ。
これは統計庁が死亡者などの婚姻状態や全人口のうち離婚数などを調査し、2010年の新生児に当てはめて予測したものだ。
未婚の状態で死亡する確率が年々高まっていることも分かった。男性は2000年の15.1%から10年には20.9%に、女性は同じ期間に9.1%から 15.1%に、それぞれ上昇した。統計庁の関係者は『晩婚化が進んでいる上、独身を選ぶ人が増え、結婚しないまま死亡する確率が高まった』と説明した。
配偶者に先に死なれる確率は男性が17.3%、女性は61.7%だった。
女性の期待寿命(新生児が生存すると期待される年月)が伸びている上、男性が年上という夫婦が多いためだ。
離婚の確率も非常に高いことが分かった。
2010年生まれの人が離婚する確率は男性が25.1%、女性は24.7%で、2000 年に比べ、それぞれ3ポイント近く上昇した。
離婚した人のうち再婚する確率は男性が58.1%、女性は56.1%との予測も出た。
男性は12.9ポイント、女性は8.9ポイント、それぞれ低下している。
統計庁の関係者は「必ずしも再婚を望まないという考え方が広まり、一人で暮らす離婚者が増えている」と話した。
配偶者と死別後に再婚する確率は男性が3.0%、女性は0.8%だった。
配偶者と死別するのは主に高齢になってからのため、再婚する確率が低いわけだ。
結婚が2回以上に及ぶケースは男性が14.1%、女性は14.2%だった。
2回以上結婚する人はおよそ7人に1人ということになる。
2010年基準で、平均離婚年齢は男性が47.5歳、女性は42.8歳で、10年前に比べそれぞれ4歳近く上昇した。
離婚後に一人で暮らす期間は女性が平均18.1年、男性は同 12.7年だった。
』
【人口爆発から大飢餓へ】
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