2013年8月19日月曜日

中国広東省の洪水:最大降雨量552mm、1995年以来で最大、各所で堤防が決壊

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●18日、中国・広東省汕頭市は連日豪雨に見舞われ、潮陽区や潮南区では最大552.1mmの降雨を記録し、1959年以来最大の降雨量となった。


レコードチャイナ 配信日時:2013年8月19日 16時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75736&type=0

最大降雨量552mm、1995年以来で最大
=各所で堤防が決壊―広東省汕頭市

 2013年8月18日、中国・広東省汕頭市は連日豪雨に見舞われ、潮陽区や潮南区では最大552.1mmの降雨を記録し、1959年以来最大の降雨量となった。
 羊城晩報が伝えた。

 豪雨による被害は多くの地区で確認され、一部の地区では水位が2~3mの深さに達した。
 豪雨により堤防の多くが決壊し、村民が取り残された箇所もあり、早急な救援が求められている。



レコードチャイナ 配信日時:2013年8月19日 15時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75740&type=0

 番組司会者が水害の惨状を訴える
 =「どうして国営テレビは報じないのだ」―広東省普寧市




●19日、東方網によると、広東省普寧市は16日午後8時から広範囲にわたる豪雨に見舞われ、甚大な水害が発生している。番組司会者を務める蔡立君さんはミニブログに写真をアップロードし、政府やメディアに関心を持つよう呼びかけた。

 2013年8月19日、東方網によると、広東省普寧市は16日午後8時から18日午前8時にかけて、広範囲にわたる豪雨に見舞われ、甚大な水害が発生している。
 俳優で番組司会者を務める蔡立君(ツァイ・リージュン)さんはミニブログ(微博)に水害に見舞われた普寧市の写真をアップロードし、政府に関心を持つよう呼びかけた。
 同時に、どうして中国中央テレビ(CCTV)などのメディアはこの件に注目しないのかと疑問を投げかけた。

 蔡さんは17日午後11時37分、ミニブログに写真をアップし、普寧市の人々に防災措置を取るよう注意を促し、翌18日午前11時54分には
 「広東省普寧市橋柱村で水害が発生!
 多くの家屋が水に浸かり、助けを必要としている人が大勢います。
 政府は早く救援に向かってください!」
と発信していた。

 また、午後14時13分に更新したミニブログで「四川大地震の時にはCCTVが連日ニュースを報道したり、ほかの地域で干害や水害が起きた時は全国で募金が行われたりするのに、どうして普寧市が水に浸かっているのに、誰も気に留めないし聞きもしないのか。
 公平はどこ?
 国はどこ?
 援助はどこ?
 こんなに大きな災害なのに、ネットでニュースを調べても出てきやしない」と政府やメディアに対し、関心を持つよう呼びかけた。

 蔡さんがアップロードした写真の中には、2体の女性の遺体が漂っている様子が写されているものがあり、2人は帰宅途中に電線から感電し、溺れて亡くなったと明かしている。

 普寧市の責任者および各関係部門は現在、緊急救助活動にあたっているという。





【人口爆発から大飢餓へ】



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2050年の世界の水害被害額:100兆円に

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NHKニュース 8月19日 5時58分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130819/k10013860061000.html

世界の水害被害100兆円にも

 地球温暖化による海面水位の上昇などで世界各地の沿岸部にある大都市では、水害による経済的な損失が拡大していき、このままでは
 2050年には年間で100兆円近くに上る
という試算を国際的な研究グループがまとめました。

 アメリカやイギリスなどの研究者によるグループは18日、イギリスの科学誌「ネイチャー」の関連雑誌に、世界136の沿岸部にある都市での水害による被害額の試算を発表しました。
 研究グループは、地球温暖化による海面水位の上昇などで、経済成長と人口増加が続く大都市では、洪水や高潮などの水害による経済的な損失が年々、拡大していくと指摘しています。
 そして堤防のかさ上げなど対策を強化しなかった場合、被害総額が2050年には年間、少なくとも1兆ドル(日本円で100兆円近く)に上るとしています。

 このうち最も被害額が大きくなるのは
①.中国南部の広州市で132億ドル(約1兆4千億円)、
②.続いてインドのムンバイが64億ドル
などとなっています。
 日本では名古屋市が最も大きな被害を受けるとして6億ドル余り(日本円でおよそ630億円)と試算しています。

 こうした水害を巡っては去年10月、ハリケーンが襲ったニューヨークで地下鉄の浸水や大規模な停電が発生して大きな被害が出ており、沿岸部の大都市では水害対策の強化が求められています。





【人口爆発から大飢餓へ】



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2013年8月12日月曜日

「草食系男子」「干物女」は日本だけのものではない!? 韓国社会でも定着





ロケットニュース24 11時間前
http://rocketnews24.com/2013/08/11/358409/

 「草食系男子」「干物女」は日本だけのものではない!?
 韓国社会でも定着しつつあることが判明

 今どきの男性を表現する時によく登場する「草食系男子」。
 詳しく調べていくと論者によって定義は異なるのだが、
 一般的には「恋愛に対して積極的ではない、やさしい男」などと認識されている。
 
●・韓国でも定着
 そんな「草食系男子」という言葉が、実は2009年ごろ韓国に伝播し、今ではニュースやコラムに登場するほど広く認知されているのをご存じだろうか。
 日本で生まれた新造語は、韓国社会でもしっかりと定着しているのだ。
 
●・ナイーブな「草食男」
 日本とちょっと違うのは、呼び方が草食系男子ではなく「草食男」となっていることと、
 定義が「自己愛が強い男」、「女性的な趣味を持つなど感受性が強い男」となっている点だ。
 どちらも恋愛にガツガツせず、女性にやさしい男性を指すことには変わりないのだが、
 韓国の方がより “自己愛” や “ナイーブ” なイメージが強いようだ。
 
●・ひとりが楽しい「乾魚物女」
 韓国で「草食男」と比較されるのが「乾魚物女」だ。
 独身女性に対して使われ、「会社では洗練されたキャリアウーマンの雰囲気をまとっているのだが、仕事が終わるとすぐに帰宅し、家でジャージ姿になってダラダラすることを好む女性」のことをいうのだとか。
 「草食男」の問題点が議論される時は必ず乾魚物女のことも挙がり、「最近の草食男と乾魚物女は…」、「草食男 VS 乾魚物女」などと一緒に論じられることも多い。
 
●・「乾魚物女」と日本
 おもしろいのは「乾魚物女」も日本と深い関係を持っているということ。
 日本の人気ドラマ『ホタルノヒカリ』に登場する、恋愛に無頓着な「干物女」がその語源となっている。
 字は違うが、乾魚物女も干物女もなんとなく似たような雰囲気を漂わせている。
 
●・ 恋愛にエネルギーを注げない男女が多い?
 草食男という言葉が韓国で広まり、注目を集めるようになると、ネット上では自分が草食男なのか、乾魚物女なのかを診断するテストが流行した。
 2012年には、スマートフォンで手軽に診断できる「草食男テスト」、「乾魚物女テスト」という iPhone アプリまで登場している。

 韓国で「草食男」や「乾魚物女」という言葉が広まっているということは、
 それだけこの言葉に当てはまる人が増えているということではないだろうか。
 恋愛に興味がない、または恋愛に興味があってもエネルギーを注げない……、そんな男女の増加は日本も韓国も同じなのかもしれない。
 
執筆:林由美
参照元:ソウル新聞、アジア経済、草食男テスト、乾魚物女テスト(韓国語)


 急速に人口膨張の圧力がしぼみはじめて、生態的に
 この二国は個体減少期」に入っている
ということであろう。



【人口爆発から大飢餓へ】



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世界を襲う激甚気象:洪水、干ばつが今後の常態になる可能性あり

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●中国気象局の首席専門家・李維京氏は、10日に開催された気象局主催の活動において、「北部洪水、南部干ばつ」が今後の常態になる可能性があると述べた。写真は湖南省の干ばつ地域。


レコードチャイナ 配信日時:2013年8月12日 12時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75451&type=0

浙江省の観測史上最高の44.1℃!野菜も焼ける暑さ―浙江省紹興市

 2013年8月11日、浙江省紹興市新昌県の最高気温は44.1℃に達し、寧波市奉化市で7日に記録した43.5℃を超え、浙江省の最高気温の記録を塗り替えた。
 12日付で中国青年網が伝えた。

 連日40℃を超える猛暑の影響で、紹興市の農地では野菜が焼けたり、虫害に遭ったりする被害が出ている。
 虫害対策の農薬は、高温ではすぐに蒸発してしまうため使えない。
 もともと500グラム当たり2元(約32円)ほどで売れていた野菜も、虫害のために数毛(数円)ほどでしか売れなくなっている。
 また、猛暑は野菜の種の発芽も妨げることから、農家の人びとは泣きっ面に蜂となっている。



レコードチャイナ 配信日時:2013年8月11日 14時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75431&type=0

「北部洪水、南部干ばつ」が今後の常態になる可能性、酷暑はやわらぐ―中国

 2013年8月11日、中国気象局の首席専門家・李維京(リー・ウェイジン)氏は、10日に開催された気象局主催の活動において、
 「北部洪水、南部干ばつ」が今後の常態になる可能性がある
と述べた。京華時報が伝えた。

 李氏によれば、中国の降雨状況は年代により明らかな違いがある。
 1950~70年代は現在と同様、北部で降水量が多く、80~90年代は長江周辺や長江以南で雨が多かった。
 これが03年からは再度北上し始め、ここ数年は北部での降水量が目立っている。

 また中央気象台は、このところ中国南部で続いた40度を超す猛暑は13~18日にかけやわらぐが、干ばつ傾向は依然として続くと伝えた。



レコードチャイナ 配信日時:2013年7月23日 10時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74618

各地で相次ぐ豪雨被害=被災者4770万人、死者337人―中国


●22日、中国各地では今年の増水期に入って以来、豪雨被害が相次いでいる。一部の河川では「保証水位(堤防が決壊しないことが保証されている水位)」を超えたほか、一部の都市では冠水被害も発生した。写真は浙江省諸曁(しょき)市。

 2013年7月22日、中国各地では今年の増水期に入って以来、豪雨被害が相次いでいる。
 一部の河川では「保証水位(堤防が決壊しないことが保証されている水位)」を超えたほか、一部の都市では冠水被害も発生した。
 また山津波、土石流、地滑りといった災害も発生し、深刻な人的被害や財産の損失をもたらしている。
 新華網が伝えた。

 国家洪水防止・ 干ばつ対策総指揮部弁公室の統計によると、今年に入り、累計30の省・自治区が洪水被害に見舞われ、被災者は4770万人、災害による死亡者は337人、行方不明者は213人、倒壊した家屋数は15万棟に達した。
 災害による死亡の原因は、「土石流、地滑りよる土砂災害」が202人で、全体の6割を占めた。
 その他、「山津波による災害」が78人、「建物の倒壊による災害」が23人、「溺死など」が34人だった。

今年、特に深刻だった豪雨被害は以下の通り。

 5月上旬、湖南省で豪雨が続き、42万人が被災、7人が死亡した。
 14日以降にも、再び豪雨が湖南省を襲った。
 長沙市、湘潭市のくぼ地の一部では冠水が発生し、27万人が被災、1人が死亡した。
 同省の湘西土家族苗族(トゥチャ族ミャオ族)自治州、常徳市、懐化市、益陽市などが豪雨被害に見舞われた。

 同時期、江西省でも豪雨により5つの設区市、22の県(市区)、172の郷鎮で計25万9000人が被災し、4149人が避難、倒壊した家屋数は172棟に上った。

 6月30日、内モンゴル自治区オルドス市東勝区、達拉特旗(ダラト旗)南部、準格爾旗(ジュンガル旗)西部、杭錦旗(ハンギン旗)東部では豪雨、雹などを伴う強い対流の天気に見舞われた。
 被害が最も深刻だった東勝区では冠水が発生し、建築物の壁倒壊、平屋の浸水などが原因で8人が死亡した。
 また、東勝区と伊金霍洛旗(エジンホロ旗)の堺にある銅匠川が氾濫し、11人が死亡した。

 7月に入り、豪雨災害は急増した。
 陝西省延安市では7日以降、広い範囲で豪雨となり、同地域では2002年以来降雨範囲が最大、降雨量が最多、降雨時間が最長の豪雨となった。
 この豪雨による死亡者は13人、行方不明者は4人、負傷者は15人に達した。

 四川省では11日までに、15市・州の75県が豪雨・洪水に見舞われ、209万4000人が被災、30人余りが死亡し、行方不明者は160人あまりに上った。
 22万3000人が緊急避難している。この豪雨により、成都市中心部では深刻な冠水に見舞われ、地下トンネル8カ所のほか、路面40カ所が浸水した。
 成華区の方家河・鳳凰河・南支三渠の3本の河道では8カ所で溢水、16カ所で冠水が発生。
 武候区では家屋12棟が倒壊、1826人が緊急避難した。

 広東省の大部分の地域では台風7号(SOULIK)の影響で15日以降、豪雨に見舞われた。
 局地的には特大の豪雨となり、梅州市、河源市、潮州市の100鎮(町)が被害を受け、被災者は45万6900人、死亡者は3人、行方不明者は2人に達し、倒壊した家屋数は2072棟に達した。
 広州市では14日夜以降、2回の豪雨に見舞われ、冠水被害も発生している。

(提供/人民網日本語版・翻訳/ SN・編集/武藤)



レコードチャイナ 配信日時:2013年8月19日 11時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75723&type=0

各地で河川増水、深刻な被害=被災者182万人、死者20人―中国


●18日、このところ中国各地が豪雨に見舞われ、河川増水による被害が深刻化している。写真は遼寧省撫順市。

 2013年8月18日、このところ中国各地が豪雨に見舞われ、河川増水による被害が深刻化している。

 今月16、17両日に遼寧省東部は豪雨や大豪雨、局地的に特大豪雨に見舞われた。
 遼河の支流である渾河上流では50年に1度の大規模な増水が発生。
 15市・県が被害を受け、被災者は72万人に達した。
 吉林省樺甸市紅石鎮での土石流による死者はすでに14人に達し、省全体で10万人以上が避難。
  まれに見る甚大な水害を受けて黒竜江省は16日に緊急対応態勢を始動。
 省民政庁が作業チーム30組余りを増水による危険の大きな地区に派遣し、地元政府による被災者の避難作業を指導した。

 広東省各地も豪雨や特大豪雨に見舞われた。
 降雨範囲は西から北東へ拡大し、各河川の水位が上昇。
 省当局は対応の緊急度を引き上げた。16日午前0時から17日午後4時までに今回の豪雨で100万3800人が被災し、6人が死亡、3人が行方不明となり、直接的な経済損失は12億2800万元(約195億6400万円)に達している。

(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)



朝鮮日報 記事入力 : 2013/08/13 10:32
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/13/2013081301108.html

猛暑:始業式延期、家畜100万羽大量死
全国で猛暑被害相次ぐ、熱中症死亡者13人と推定

 相次ぐ猛暑により、全国的に被害が続出している。
 建設・産業現場、農村部では暑さを避けて午後に休憩を取り、各学校では始業式を先送りしたり短縮授業をしたりするなどの努力をしている。

 大邱市教育庁は、今週始業式を迎える予定だった中学校95校に正式文書を送り、始業式をできるだけ19日以降に調整するよう指示した。
 12日に始業式を迎えた大邱地域の4校では短縮授業を実施、生徒を早めに帰宅させた。
 光州市教育庁は、19日にほとんどが始業式を行う予定だった管轄地域内の中学校に延期を指示、全羅南道教育庁や蔚山市教育庁も始業式の延期を検討している。
 しかし、ソウル市教育庁など一部地域では当初の予定通り始業式を行う方針だ。

 全国の建設・産業現場や農村部では「猛暑休憩時間制」を実施した。
 建設・産業現場の労働者約2万8000人や農業従事者約2万1000人は12日、午後2時から5時まで3時間にわたり暑さを避けて休憩を取った。

 死亡者も相次いだ。
 11日午後5時ごろ、釜山市金井区で一人暮らしをしていた女性(77)が高熱で倒れているのが発見され、病院に搬送されたが死亡が確認された。
 中央災害安全対策本部は11日までに8人が熱中症で死亡したと発表した。
 これに熱中症と推定される死亡者まで加えると、今夏の猛暑による死亡者は13人に達することになる。

 6月から熱中症などで病院の診察を受けた人は11日現在で875人。11日には全国で82人が熱中症などにより病院で治療を受けた。

 家畜の大量死も相次いでいる。
 12日現在、全国463の農家で
 ニワトリ80万5671羽、
 アイガモ11万3329羽、
 ブタ66頭
など家畜91万9066匹が死亡した。

 猛暑でレールの温度が55℃以上になり、最高速度が時速230キロに制限されている鉄道区間は7カ所に達している。
 このうち、慶尚北道金泉から漆谷、忠清北道五松から新灘津までの区間は11日に続き12日も最高速度が制限された。



レコードチャイナ 配信日時:2013年8月14日 15時6分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75523&type=0

日中韓を襲う史上最高の高温、すでに死者多数―韓国メディア

 2013年8月13日、国際在線は記事
 「韓国メディア:日中韓を襲う史上最高の高温、すでに死者多数
を掲載した。

 韓国紙・朝鮮日報は13日、日本、中国、韓国を史上最高の猛暑が襲っていると報じた。
 東京都中心部では11日、24時間連続で30度以上の高温を記録した。
 1875年の観測開始以来初の事態だという。
 翌12日には高知県四万十市で最高気温41度を記録した。
 10日、11日には熱中症で2300人が病院で治療を受け、9人が死亡した。

 中国も猛暑に見舞われている。
 浙江省紹興市新昌県では11日、今年最高となる気温44.1度が記録された。
 さらに一部地域では激しいゲリラ豪雨も観測されている。
 北京市は11日、雷まじりの激しいゲリラ豪雨が観測された。
 首都国際空港では300便もの航空便に影響が出たほか、清掃作業員1人が雷に打たれ死亡した。

 韓国の状況も深刻だ。
 非公式記録ながら、蔚山空港では最高気温40.3度が観測された。
 最高気温33度以上の高温日の日数は42日間。
 「史上最も暑い夏」だった1994年の60日間に迫っている。



レコードチャイナ 配信日時:2013年8月18日 7時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75691&type=0

猛暑が東アジアを襲う、日中韓に電力不足か―中国紙

2013年8月16日、環球時報によると、猛暑続きの天候による全国的な電力不足を解消するため、韓国の鄭コウ原首相と閣僚らは13日、エアコンのスイッチを切って扇風機に切り替え、閣議を行った。

今年の夏は連日の猛暑が東アジアを襲っている。中国南部も高温続きで、気温が40度を超える地域もある。日本では13日、高知県四万十市で4日連続の40度を記録し、9日には35度を超えたところが205カ所に達して今年最多を記録した。先週は熱中症になった人が9815人に上り、うち17人が死亡した。韓国は今年、「一番熱い夏」の記録を更新する見込みだ。猛暑の影響により、3カ国で電力不足が起きるのではないかと懸念する声が相次いでいる。

▽韓国で電力不足招く3つの原因

韓国の電力不足の原因は複雑だ。まず、経済発展と異常気象により、電力需要がしばしばピークを迎えることがある。今年の夏は高温続きで、エアコンの電力消費が激増。韓国電力取引所(KPX)が12日明らかにしたところによると、同日午後3時、電力需要が過去最大の7970万キロワットに達した。韓国電力網の発電設備容量は7704万キロワットで需要に足りず、韓国は大規模停電の淵に立たされた。そこで電力警報の発令を余儀なくされ、企業には稼働時間の調整を求め、政府部門には公共の機関でのエアコン使用を全面的に禁止するよう求めた。

韓国関連部門が電力需要の予測を見誤ったことも電力不足の原因の一つだ。韓国産業通商資源部は2年に1度「電力供給基本計画」を提出しており、2006年末の基本計画では12年の最大電力需要を6712万キロワットとしてい。だが実際には7429万キロワットで予想より10.1%多く、この誤差分は原子力発電所ユニット7基分の発電量に相当する。

韓国の電力設備は老朽化しており、発電ピーク時に発電所がトラブルを起こしやすいことも原因だ。同部の調査結果によると、韓国国内の火力発電所の発電ユニットのうち22基が老朽化し、使用期間は設計上の標準使用期間である30年を超えている。毎年、電力使用量が比較的少ない4-5月にユニット60基を順繰りで補修点検しているが、今年は原子力発電所の事故が相次いだため、補修点検がされず、超負荷状態で運転を続けるユニットもある。

▽日本国民は高い電気代を払わなくてはならない

日本でも猛暑続きで電力使用量が激増している。エアコンの使用が増え、東京、北陸、関西、四国、九州、中部の各電力会社は9日に今夏の電力需要の記録を更新した。目下、日本で稼働する原発ユニットは関西電力大飯原発の3号機と4号機だけだ。火力発電所は設備が老朽化しているところもあり、気温が高くなると故障発生率が高まる。だが日本の電力各社の供給にはまだ比較的余裕がある。設備容量に対する需要の割合をみると、需要がピークを迎えた9日でも、東京電力は93%、関西電力は95%で、ほかの電力会社は軒並み90%以下にとどまった。

日本の家庭や企業にとって最大の問題は電気代の高騰だ。東日本大震災の後、火力発電所が再び日本の主要な電力供給源となったが、円安で天然ガスや原油の輸入価格が高騰し、日本各地で電力価格が次々に上昇した。東京電力は5カ月連続で電力価格を引き上げ、一般世帯の1カ月あたり電気代は平均で8000円を超えた。北海道、東北、四国の各電力会社は9月1日から7-8%の価格引き上げを予定する。電力価格の高騰が日本の製造業のコスト的優位を揺るがしており、ある大阪の企業などは過去3年で電気代が30%前後増えたという。

▽中国の電力網は楽々と夏をやり過ごす

中国では例年と異なり、猛暑による電力不足は発生していない。政府が夏季高温期の電力不足について重大警告を発しなかったのも、過去数年間で今年が初めてだ。国家能源局によると、上半期の国内の電力使用量は前年同期比5.1%の増加にとどまり、増加幅は前年の5.5%や前々年の11.7%を下回った。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの13日付論評によると、中国経済の鈍化を受けて電力網は「楽々と」夏をやり過ごすことができるという。ここから中国経済の成長ペースの鈍化が電力産業に影響を与えていることがわかる。また、石炭価格が過去数年間で低い水準にあることからも、国内の電力需要の低下傾向がうかがえる。

アモイ大学中国エネルギー経済研究センターの林伯強(リン・ボーチアン)センター長が13日に述べたところによると、経済成長ペースの鈍化の影響を最もはっきりと受けるのはエネルギー消費量の多い重工業で、全国の電力使用量全体の約6割を占める。一方、家庭用電力使用量が占める割合は14%ほどだ。米国と日本では家庭用電力の割合が約40%、韓国は中国と日本の間に位置する。中国国際金融有限公司がこのほどまとめた研究報告によると、工業用電力の使用量が低迷し安定しないことが、電力全体の伸びを低迷させる主要因だという。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/TF)


レコードチャイナ 配信日時:2013年8月19日 13時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75709&type=0

豪雨被災、中国東北部では350万人に
=中露国境で両国がダム放流、洪水が激化―中国メディア


●18日、大雨の影響によって、東北地方の黒竜江、嫩江、松花江流域で警戒水位を超える大洪水が発生している。上流での降雨により、国境を接する中国とロシア両方のダムで放流が行われているため、河川の水位が上昇し続けている。写真は吉林省の白山市露水河村。

 2013年8月18日、新華網によると、大雨の影響によって、東北地方の黒竜江、嫩江、松花江流域で警戒水位を超える大洪水が発生している。
 上流での降雨により、国境を接する中国とロシア両方のダムで放流が行われているため、河川の水位が上昇し続けている。

 中国中央テレビ(CCTV)によると、上流から多くの水が流れ込んでいることや、ロシア国内のダムからも放流が行われていることが水量激増の原因になっているという。

 ロシアでは連日の豪雨によって極東地域に大洪水が発生しており、現在、ロシア保健相と非常事態相が被災地で陣頭指揮を執っている。
 また、アムール州のブレヤダムでは水位が255メートルを突破し、放流を余儀なくされている。

 緊急事態省の危機対応責任者によると、もっとも難しい問題は西から東まで2000キロを超える被災面積だ。
 だが、目下一番の脅威は中国からのものだ。
 今後もアムール川(黒竜江)への放流が続けば、水位はさらに50%上昇すると予測されている。

 中国東北部では洪水によって350万人が被災している。
 黒竜江、嫩江、松花江流域に大きな損害がもたらされており、黒竜江省では救援活動が実施されている。

 また、吉林、遼寧省でも豪雨による記録的な洪水が発生しており、一部の都市で死者が出ているほか、十数万人が避難している。




【人口爆発から大飢餓へ】



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最近の天気は何だかおかしい:激甚気象の中で



●7月の平均気温の平年差。西日本の日本海側や北海道で平年より気温が高いが、東北の太平洋側は平年並みかやや低いところも


日本経済新聞 2013/8/7 6:30
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK01033_R00C13A8000000/

 最近の天気は何だかおかしい
気象予報士 伊藤みゆき


「このところ天気がおかしいよ」という声を多く聞きます。

 たしかに、梅雨明けが早い地域もあれば、まだ梅雨が明けていない地域もあり、猛烈な暑さが続いた地域もあれば、気温が上がらない地域もあり、大雨で災害が発生した地域もあれば、雨が全く降らない地域もあります。

 ここで、7月を気温・日照・雨のデータを振り返ってみます(7月30日までの値)。
 まず、気温です。

 7月の平均気温の平年差。西日本の日本海側や北海道で平年より気温が高いが、東北の太平洋側は平年並みかやや低いところも
 全般に7月は平年より気温が高いところが多くなりました。

 特に福岡では7月の平均気温が29.9度で、記録的な暑さとなった2010年の8月(30.3度)に次ぐ暑さです。
 際立ったのが後半の「猛烈な熱帯夜」です。
 7月25日の最低気温は29.8度で123年の統計史上最も高くなりました。
 29日にはそれに次ぐ29.7度までしか下がらないなど歴代の上位5記録中、3つを今年の値が占めることになっています。

 また、6日に九州から東海に先んじて梅雨が明けた関東甲信地方は、猛烈な暑さの「梅雨明け10日」になりました。
 「梅雨明け10日」とは、梅雨が明けて10日程度は太平洋高気圧の勢力が強く、安定した夏空が広がりやすい…という天気の言葉です。

 東京では6日からの10日間のうち、半分が35度以上の猛暑日・半分が34度前後となり、11日には群馬の館林で今年全国最高の39度5分を観測。
 「この夏はどうなってしまうのだろう?」と心配した人も多かったことでしょう。

 ただ、梅雨明け10日が終わった途端、今度は北からの比較的涼しい高気圧の影響を受けて関東の暑さは収まりました。

 このタイミングで、宮城県など東北の太平洋側は「やませ(冷たい北東気流)」で、日差しが遮られ「長袖シャツでも肌寒い」くらいの日が続くようになりました。

 それは日照時間をみると一目瞭然です。


●7月の日照時間の平年差。東北地方は平年の半分程度という所も多い。気象庁HPより

 まだ梅雨の明けていない東北地方は平年の半分程度しか太陽が照っていません。

 東北地方には19日に「長雨と日照不足に関する情報」が出されました。
 梅雨前線が天気図に表れていなくても、雲の帯が東北地方にかかった状態が続き、特に太平洋側は海風が吹き込んで霧や霧雨の日も多くなりました。

 一方で西の方は連日晴れて暑さが続き、「雨が欲しい」というお便りが番組にも寄せられたほどでした。


●7月17日の雲画像 本州付近の雲の帯を境に、西の方は太平洋高気圧に覆われているが、関東以北には比較的涼しい空気が流れ込んでいる。気象庁HPより一部加工

雨は「欲しい」地域と「もう要らない」地域と極端です。


●7月の降水量。東北地方で平年より多く、関東以西の太平洋側は平年より少ない


●降水量の平年比(気象庁HPより)

 最も雨が多かったのが山形県で、海沿いの酒田では776.5ミリと平年の4倍近くになっています。
 同じ酒田市内のアメダス(上草津)や、真室川町のアメダスでは1000ミリを上回りました。
 7月3日からの2週間で度々大雨に見舞われ、被害も発生しました。

 一方で、奄美大島や久米島では雨量がゼロ。那覇も4.5ミリと平年の3%しか降っていません。
 沖縄や奄美には「少雨に関する情報」が出されています。

 関東地方では、簡単に解説できない事態がありました。
 東京の世田谷では22日までの雨がたったの12ミリしか降っておらず、翌23日午前中に「少雨に注意」という情報が出されました。
 ところが、その夕方には約100ミリの雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」が出されたのです。実
 際のアメダスでも10分間で27ミリの雨が観測され、1時間降り続いたら162ミリになる豪雨でした。
 大雨が降ったのに少雨とは…の理由は、23日の雨は一時的で5月からの少雨を解消するには至らず、引き続きまとまった雨が予想されないからです。

 「記録的短時間大雨情報」は、現在の降雨がその地域にとって災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量であることをお知らせするために発表されるもので、27日には栃木・茨城・秋田に出され、28日には山口や島根、29日には北海道の留萌、30日には新潟と島根と、連日のように発表されています。

 ここ数日の日本付近には、それだけ暖かく湿った空気が流れ込んでいて、災害につながるような雨がいつどこで降ってもおかしくない状態となっているのです。

 甚大な被害が出た山口では、山口市で143ミリ・萩市の須佐で138.5ミリと「1時間雨量」の全国歴代11位と14位になるような記録的な雨を観測しました。

 7月の不安定な天気の原因は、夏の高気圧がしっかり張り出さず(=北陸・東北の梅雨明けず)、北からの高気圧も度々現れ(=東北太平洋側の低温や日照不足)、日本海には動きの遅い寒気が居座った(=局地的な豪雨)ことが挙げられますが、8月に入ると夏の高気圧の勢力がやや強まりそうです。

 週末以降は北陸や東北も晴天が予想され、いよいよ夏到来を思わせます。

 東北や北陸の梅雨が8月にずれ込むのは、梅雨明けが特定できなかった2009年の前年、2008年以来となりそうです。

 8月前半の傾向は「沖縄は雨が少なく、西日本は暑く、北日本は不安定」です。

 引き続き猛烈な暑さや天気の急変に用心しつつ、この夏を元気に乗り切りましょう。

伊藤みゆき:
 気象予報士。証券会社社員を経て、気象予報士に。日本テレビ衛星「NNN24」の初代気象キャスターに合格。現在はNHKラジオ第一「ラジオあさいちばん」気象キャスター。 光文社の雑誌『STORY』などで連載を持つなど、幅広く活動中。