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サーチナニュース 2012/10/01(月) 16:32
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1001&f=national_1001_057.shtml
人口ピーク、2025年に14億人…世紀末には5-9億人=中国
上海社会科学院の左学金副院長はこのほど四川省成都市内で講演して、中国の国家建設と人口の問題について見通しを語った。
中国の人口ピークは2025年前後に訪れ、14億人になる見通し。
その後は減少に転じ、21世紀末には5億-9億人になる。
総人口の減少とともに労働人口も減少するので、経済発展を技術進歩が主導する立場に切り替える必要があるという。
中国新聞社が報じた。
左副院長によると、中国の人口ピークは当初予想の16億人から2億人少ない14億人程度になる。
中国政府は2020年までに、「基礎的研究など各分野の基礎」、「教育や通信などの施設」、「環境面」などと重視し、「行政による許認可」、「過度の規則」、「不安定な規則」の3つを減じる「三重三減」を目指す。
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◆解説◆
中国政府は1979年に、国策としての「計劃生育(計画出産)」を開始した。
よく“一人っ子政策”と紹介されるが、実際には過疎地の農村や夫婦の少なくとも一方が少数民族である場合、2人目の出産も認められる。
妊娠した場合に人工中絶を実質的に強制する場合もある「計劃生育」政策に対しては、欧米諸国などから「人権無視」との批判が出た。
中国政府は
「国の発展にとって不可欠」
として妥協しなかった。
人口増加の抑制が経済発展に役立ったことは事実だが、男女比の不均衡や労働人口の急減少にともなう「働く世代の負担増」などの問題も大きくなった。
そのため、中国は「計画出産」を緩和する可能性もある。
欧州の国家としてはバチカン市国が唯一、中華人民共和国と国交を樹立しておらず、中華民国を認めているが、中国の「計画出産」もその一因だ。
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人口をいかに減らすかが中国の最大に課題。
中国大陸で生態系を損なわずにまかなえる人口数はいかほどだろうか。
おそらく、10億人以下であることは確実だろう。
日本や韓国は生態系からの圧力で自然に減少している。
中国はそれを人工的にやろうとしている。
壮大な計画である。
大きな国なので、放っておいたらどうなるかわからないという心配がある。
そこで、意図的にやらざるを得ないということであろう。
2050年で14億人をピークとして減少していくという。
ピーク時に16億人では危険がいっぱいになる。
14億人というのは現人口から考えると、横ばいでの推移ということで、苦労がにじみ出ている。
今世紀末には10億人をきりそうである。
ちょうど日本が2050年には1億人を切るという見通しに立っているのと同じだろう。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年10月3日 15時43分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64269&type=0
21世紀末の中国人口は5~9億人?!
今後の経済発展は技術面の向上が必要―上海社会科学院副院長
2012年10月2日、上海社会科学院の副院長で米ピッツバーグ大学の経済学博士でもある左学金(ズオ・シュエジン)氏は、このほど
「21世紀末に中国の人口は5~9億人の間にまで減るだろう」
と発言した。山東商報が伝えた。
国連などが行った世界人口の推移に関する研究によれば、2025年の中国は人口14億人と推定され、
「現段階で予測されている16億人よりも少なくなる」
と話した。
人口の減少により労働人口も減るため、中国は経済発展モデルの転換をする必要があるという。
具体的には、今後は技術面を向上させ、イノベーションと地方産業の強化を図るべきだと指摘した。
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【人口爆発から大飢餓へ】
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