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朝鮮日報 記事入力 : 2012/11/02 08:08
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/11/02/2012110200420.html
一人っ子政策の段階的廃止、中国シンクタンクが言及
中国政府系のシンクタンク、中国発展研究基金会はこのほど、人口抑制のため2人目の出産を制限している「一人っ子政策」には変化が必要だと主張し、注目を集めている。
AFP電によると、同基金会は最近、人口学者20人の見解を集めた報告書で、現在の中国の人口が抱える矛盾は、過去のような人口の急速な増加ではなく、少子高齢化と性比のアンバランスだと分析した。
学者たちは新たな政策案として、
▲出産・生育政策の見直し
▲健康・教育面の投資
▲農村地域の子供の育成
▲高齢化社会への対応
―など7項目を挙げた。
学者たちは一人っ子政策の見直しと関連し、1世帯で2人まで子供を産める方向で、産児制限を段階的に緩和すべきだと主張した。
具体的な方策としては、
▲都市部と一人っ子政策が厳格に実施されている農村部に直ちに2人目の出産を認める政策を導入
▲1人目が女児だった場合、2人目の出産を認める「1.5人政策」の実施地域で、2015年までに2人目の出産を全面的に認める
―の2点を提案した。
人口学者は人口構造の変化に伴う政策転換方向として、一人っ子政策の見直し、人口の資質向上、個人の全面的なレベルアップなどを挙げた。
そうした政策を講じれば、中国が20年後に高齢化社会を迎えた際の衝撃を緩和できるとの主張だ。
中国は過去30年余りにわたり、人口急増を抑えるため、厳しい一人っ子政策を取ってきたが、数年前から高齢化が急速に進み、労働力不足が経済発展の足かせとなったことから、政策見直しが論議されている。
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【人口爆発から大飢餓へ】
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