2012年9月10日月曜日

「なぜ2013年は深刻な世界的危機の1年となるのか」

_




レコードチャイナ 配信日時:2012年9月9日 15時56分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64489&type=0

2013年に必ず到来する世界的危機
=異常気象が導火線に火を着けた「アラブの春」再来か
―米メディア

2012年9月、米テレビ局CNNは記事
 「なぜ2013年は深刻な世界的危機の1年となるのか」
を掲載した。

 2013年は世界的な危機の1年となるだろう。
 この危機は予測可能なもの、いや実際にはすでに始まっているのだ。
 危機の原因は2012年夏の異常気象だ
 アメリカ大陸の80%は干ばつになり、ロシアとオーストラリアにも異常気象の影響は及んでいる。
 この影響でタマネギや小麦などの収量が大きく落ち込んだ。
 今年7月だけでタマネギと小麦の価格は25%も上昇している。

 英紙フィナンシャルタイムズは2007年から翌年にかけての穀物価格上昇で、ハイチからバングラデシュまで30もの途上国で騒乱が起きたことを取り上げている。
 2010年には干ばつで打撃を受けたロシアが穀物の輸出を停止、「アラブの春」の要因となった。

 今後も食品価格が上がり続ければその影響は中国にも及ぶだろう。
 2011年7月、中国の物価は6.5%も上昇し、政府はインフレ対策に躍起になった。
 2012年、インフラは一段落し、中国政府は景気対策の金融緩和を実施している。
 だが食品価格がインフレ昂進のきっかけとなれば、中国政府の景気対策の選択肢はせばまることになる。





【人口爆発から大飢餓へ】



__


_