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AFP BBニュース 2013年11月09日 13:12 発信地:マニラ/フィリピン
http://www.afpbb.com/articles/-/3002996
台風30号、死者100人以上との情報 フィリピン
【11月9日 AFP】8日、観測史上最大規模の台風30号(アジア名:ハイエン、Haiyan)が直撃したフィリピンでは一夜明け、東部レイテ(Leyte)州の州都タクロバン(Tacloban)で路上に100人以上の遺体が横たわっているとの情報が入っている。
フィリピン民間航空局(Civil Aviation Authority of the Philippines、CAAP)のジョン・アンドリュース(John Andrews)副局長は9日、タクロバンにある空港から首都マニラ(Manila)の本部に
「死者は100人以上で、遺体が道路に横たわっている。
負傷者も100人以上出ている」
と無線連絡があったと発表した。
またタクロバンの空港は完全に破壊された状態だという。
レイテ州があるレイテ(Leyte)島は人口約200万人の大きな島だが、台風30号の勢力が最も強かった8日朝に直撃され、全ての通信施設が使えなくなっている。
アンドリュース副長官によれば、犠牲者に関する情報は短波無線機で報告された。
現地テレビ局GMAによると、タクロバンと近くの町パロ(Palo)などレイテ島東部沿岸では高潮も発生した。
GMAの記者は31人の遺体を確認し、うち20人の遺体はパロの教会にあったと伝えた。
同日フィリピンでは大規模に動員された軍が孤立した被災地域に急行している。
多くの町や村は通信が途絶して孤立しており、当局は最終的な死者数は予測がつかないとしている。
フィリピン赤十字(Philippine Red Cross)のグウェンドリン・パン(Gwendolyn
Pang)氏はAFPの取材に対し「多くの建物が崩壊し、住宅は潰れ、高潮や地滑りが発生したと報告を受けている。しかし被害がどれだけ大きいかはまった
く分からない。
今日は被害状況が少しはつかめるかもしれない」と述べた。
首都マニラ(Manila)の南東およそ600キロに位置するサマール(Samar)島に上陸した台風30号は最大瞬間風速が87.5メートルに達し、フィリピンの中部と南部を通って南シナ海(South China Sea)へ抜けてベトナムへ向かった。
今年世界で起きた台風では最大で、また上陸した台風としては観測史上最大規模となる。(c)AFP
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朝日新聞デジタル
2013年11月9日22時39分
猛烈台風、フィリピン直撃 1200人死亡か
【ハノイ=佐々木学】猛烈な台風30号がフィリピンを直撃し、AFP通信はフィリピン赤十字社からの情報として約1200人が死亡した可能性があると伝えた。
上陸直前の中心気圧は895ヘクトパスカルと今年最大の勢力で、最大瞬間風速は竜巻級の90メートルとなり、約80万人が避難した。
フィリピン国家災害対策本部によると、最も被害が大きかったのは中部レイテ島だが、停電や通信回線の寸断で被害状況が把握できていない。
落雷や土砂崩れによる死傷者が多数いるとみて確認を進めている。
台風は勢力をやや弱めながら南シナ海を西へ進み、10日にベトナムに上陸する可能性があるが、12日には中国南部で熱帯低気圧に変わる見通し。
ベトナム政府は沿岸部などに住む50万世帯以上を対象に安全な建物に避難するよう指示を出すなど、警戒を強めている。
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CNN ニュース 2013.11.10 Sun posted at 17:19 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35039684.html?tag=cbox;world
フィリピン台風 死者1万人の情報も、被害の全容解明はまだ
台風が直撃したフィリピンでは1万人規模の死者が出たとの見方も
猛烈な台風がフィリピンを直撃
「まるで津波」 フィリピンの巨大台風
(CNN) フィリピン中部の島しょを直撃した超大型台風30号(ハイエン)の被害で、最大の被災地とされるタクロバン市があるレイテ州(島)の警察首脳は10日、同州内だけで最大1万人の住民らが死亡した恐れがあるとの懸念を示した。
フランス通信(AFP)が伝えた。
警察幹部によると、この数字はレイテ州政府当局者との9日夜の会合で持ち出されたという。
台風による犠牲者数についてはフィリピン赤十字の責任者が、タクロバン市で推定1000人、隣接するサマール島で200人との見方を示していた。
同国政府は10日朝の段階で、確認した死者は151人、負傷者は23人と発表している。
自宅などを失った住民は47万7000人以上としている。
台風30号がもたらした被害の全容解明にはあと数日間かかるとの見方がある。
被災地との通信網が遮断され、進入が依然不可能な地域も多い。
今回の台風は、国土に上陸した台風では歴史上、最大勢力との指摘もある。
壊滅的な被害を受けたタクロバン市では略奪行為の発生も伝えられ、国家警察と軍は10日、警官らの追加派遣に踏み切った。
地元メディアは、市内の食料品店や現金自動出入機(ATM)を襲う住民らの姿をとらえたビデオ画像を流した。
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MSN Japan 産経ニュース 2013.11.12 00:29 [アジア・オセアニア]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131112/asi13111200320000-n1.htm
【台風30号比直撃】
死者は1774人に、1万人超の可能性も 大統領が国家非常事態宣言
【マニラ=吉村英輝】フィリピンの国家災害対策本部は11日、同国中部を直撃した猛烈な台風30号で1774人が死亡したと発表した。
大きな被害が出た中部レイテ島タクロバンの警察幹部は、
「レイテ島だけで死者が1万人を超える可能性がある」
と語っており、犠牲者がさらに増える可能性もある。
各国政府や国際機関の支援活動も本格化しつつあるが、道路や通信網は寸断され、活動は難航しているもようだ。
フィリピンの警察幹部は、タクロバンでは
「台風が通過した地域の70~80%の家屋や建物が壊滅した」
と述べた。
国家災害対策本部によると、少なくとも国内の950万人が被災し、60万人以上が避難した。
同国中南部は12日、悪天候になると予想されている。
ロイター通信によると、フィリピンのアキノ大統領は国家災害事態を宣言、救援活動などに全力を挙げる意向を示した。
政府はタクロバンでは商店などで略奪が起きているとして、治安回復のため軍兵士8百人を現地に派遣した。
外務省海外邦人安全課によると、中部のレイテ、サマール両島には約130人の在留邦人がいる。
レイテ島では安全が確認された人もいるが、通信網が寸断されているために連絡が取れない人がいるという。
英紙ガーディアン(電子版)は、米軍合同台風警報センターがフィリピンに上陸した際の台風30号の最大風速を秒速87・5メートル、最大瞬間風速を同105メートルと算定していると伝えた。
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台風30号はフィリピンからベトナムへ。
【人口爆発から大飢餓へ】
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地球飢餓の足音は高まっている。気候気象は平穏期をすぎ激動期に入りつつあるという。「なんでもアリ」の激甚気象が半世紀にわたって続くとも言われている。別の研究では50億人が、2050年より前に異常気象を経験する地域に暮らすことになる。また「気候逸脱の時機」と呼ばれている転換期は今世紀半ばにくるとも言う。今は見えていないが、人類という生物種に食糧危機が迫りつつあるといえるのかも。
2013年11月11日月曜日
2013年11月1日金曜日
急激な気候変動が、世界経済の3分の1を襲う―英リスク評価会社
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●30日、英国のリスク評価会社・メープルクロフト(Maplecroft)は、世界193の国・地域の極端な気候変化に対応する能力に関するレポートを発表した。写真はインド・ムンバイ。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年11月1日 7時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78535&type=0
急激な気候変動が、世界経済の3分の1を襲う―英リスク評価会社
2013年10月30日、英国のリスク評価会社・メープルクロフト(Maplecroft)は、世界193の国・地域の急激な気候変動に対応する能力に関するレポートを発表した。
環球時報(電子版)が伝えた。
レポートによると、
①.世界経済の3分の1(約4300兆円)の規模を産出する国・地域に、
②.2025年までに急激な気候変動の影響を受けるリスクがあり、
③.その一部の地域では気候変動に対応する能力を備えていない。
同社は、これらの国・地域が世界の国内総生産(GDP)に占める割合は、現在より50%増加すると指摘。
その大部分は洪水やハリケーン、干ばつ、地球温暖化の影響による海面上昇などに対処する能力を備えておらず、早急に大量の投資を行うことが必要だ。
気候変動リスクの高い地域には、南アジアや東アジアおよびサハラ砂漠以南の南アフリカを挙げ、具体的にはバングラデシュが最も高いリスクに直面しているとした。
以下、ギニアビサウ、シエラレオネ、ハイチ、南スーダン、ナイジェリア、コンゴ民主共和国、カンボジア、フィリピン、エチオピア、中央アフリカ共和国、エリトリア、チャド共和国などが並んだ。
インドは20位、中国は61位にランクされている。
また、都市別で極端な気候変化のリスクがあるのは、
バングラデシュ・ダッカ、
インド・ムンバイ、
インド・コルカタ、
フィリピン・マニラ、
タイ・バンコク
の5都市だった。
これらの地区のGDPについては、現在の約2750億ドル(約26兆9500億円)から2025年までには3倍近い8040億ドル(約78兆8000億円)に達すると予想している。
レポートは
「これら途上国の経済的な重要性はますます大きくなっている一方で、これらの地域の資産やサプライチェーンなどが、気候変動に影響を受けるリスクも高くなっている」
と指摘している。
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●30日、英国のリスク評価会社・メープルクロフト(Maplecroft)は、世界193の国・地域の極端な気候変化に対応する能力に関するレポートを発表した。写真はインド・ムンバイ。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年11月1日 7時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78535&type=0
急激な気候変動が、世界経済の3分の1を襲う―英リスク評価会社
2013年10月30日、英国のリスク評価会社・メープルクロフト(Maplecroft)は、世界193の国・地域の急激な気候変動に対応する能力に関するレポートを発表した。
環球時報(電子版)が伝えた。
レポートによると、
①.世界経済の3分の1(約4300兆円)の規模を産出する国・地域に、
②.2025年までに急激な気候変動の影響を受けるリスクがあり、
③.その一部の地域では気候変動に対応する能力を備えていない。
同社は、これらの国・地域が世界の国内総生産(GDP)に占める割合は、現在より50%増加すると指摘。
その大部分は洪水やハリケーン、干ばつ、地球温暖化の影響による海面上昇などに対処する能力を備えておらず、早急に大量の投資を行うことが必要だ。
気候変動リスクの高い地域には、南アジアや東アジアおよびサハラ砂漠以南の南アフリカを挙げ、具体的にはバングラデシュが最も高いリスクに直面しているとした。
以下、ギニアビサウ、シエラレオネ、ハイチ、南スーダン、ナイジェリア、コンゴ民主共和国、カンボジア、フィリピン、エチオピア、中央アフリカ共和国、エリトリア、チャド共和国などが並んだ。
インドは20位、中国は61位にランクされている。
また、都市別で極端な気候変化のリスクがあるのは、
バングラデシュ・ダッカ、
インド・ムンバイ、
インド・コルカタ、
フィリピン・マニラ、
タイ・バンコク
の5都市だった。
これらの地区のGDPについては、現在の約2750億ドル(約26兆9500億円)から2025年までには3倍近い8040億ドル(約78兆8000億円)に達すると予想している。
レポートは
「これら途上国の経済的な重要性はますます大きくなっている一方で、これらの地域の資産やサプライチェーンなどが、気候変動に影響を受けるリスクも高くなっている」
と指摘している。
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