2013年2月28日木曜日

韓国の新生児、5人に1人は「生涯未婚の可能性」






朝鮮日報 記事入力 : 2013/02/28 10:13
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/02/28/2013022800811.html

韓国の新生児、5人に1人は「生涯未婚の可能性」
2010年生まれの新生児基準、統計庁が分析結果を発表

男児の21%、女児の15%は結婚せずに生涯を終える可能性も

 韓国の男性の5人に1人は結婚しないまま生涯を終え、結婚したとしても4人に1人は離婚するとの分析結果が出た。

 統計庁は27日「婚姻状態生命表」と題する資料を公表し
 「2010年に生まれた男児のうち20.9%、女児は15.1%が結婚しないまま生涯を終える」
との見通しを発表した。
 女性の方が未婚のまま死亡する人の割合が低い理由は、男性人口に比べ女性人口の方が少なく、相対的に女性の結婚機会の方が多いためだ。
 これは統計庁が死亡者などの婚姻状態や全人口のうち離婚数などを調査し、2010年の新生児に当てはめて予測したものだ。

 未婚の状態で死亡する確率が年々高まっていることも分かった。男性は2000年の15.1%から10年には20.9%に、女性は同じ期間に9.1%から 15.1%に、それぞれ上昇した。統計庁の関係者は『晩婚化が進んでいる上、独身を選ぶ人が増え、結婚しないまま死亡する確率が高まった』と説明した。

 配偶者に先に死なれる確率は男性が17.3%、女性は61.7%だった。
 女性の期待寿命(新生児が生存すると期待される年月)が伸びている上、男性が年上という夫婦が多いためだ。
 離婚の確率も非常に高いことが分かった。
 2010年生まれの人が離婚する確率は男性が25.1%、女性は24.7%で、2000 年に比べ、それぞれ3ポイント近く上昇した。

 離婚した人のうち再婚する確率は男性が58.1%、女性は56.1%との予測も出た。
 男性は12.9ポイント、女性は8.9ポイント、それぞれ低下している。
 統計庁の関係者は「必ずしも再婚を望まないという考え方が広まり、一人で暮らす離婚者が増えている」と話した。

 配偶者と死別後に再婚する確率は男性が3.0%、女性は0.8%だった。
 配偶者と死別するのは主に高齢になってからのため、再婚する確率が低いわけだ。
 結婚が2回以上に及ぶケースは男性が14.1%、女性は14.2%だった。
 2回以上結婚する人はおよそ7人に1人ということになる。
 2010年基準で、平均離婚年齢は男性が47.5歳、女性は42.8歳で、10年前に比べそれぞれ4歳近く上昇した。
 離婚後に一人で暮らす期間は女性が平均18.1年、男性は同 12.7年だった。





【人口爆発から大飢餓へ】



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2013年2月3日日曜日

日本式の「食の無駄」:生活の質への高い要求が背景

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●1日、最近中国では食べ物を無駄にすることへの批判が繰り広げられている。写真は江西省のレストラン。


レコードチャイナ 配信日時:2013年2月3日 8時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69086&type=0

日本式の「食の無駄」、生活の質への高い要求が背景―中国メディア

 2013年2月1日、最近中国では食べ物を無駄にすることへの批判が繰り広げられている。
 経済発展により人々の生活水準が大幅に向上するに伴い、大多数の中国人にとって食べ物はすでに貴重なものではなくなり、食べ物を無駄にする現象も次第に深刻化している。
 だが、食べ物を無駄にすることは経済発展に必然的に伴うものなのだろうか?
 人々の生活が豊かな日本ではどのような状況なのか見てみよう。

 人民網の東京駐在の記者は都内の一部飲食店を取材した。
 繁華街のある中華料理店はおいしいうえに手軽な値段なので、食事時以外の時間帯も来客が絶えない。
 客にはサラリーマンもいれば、家族連れもいる。
 単品で注文することもセットメニューを選ぶこともできる。
 使用済みの食器から見て、全ての客が料理をきれいにたいらげているようだ。

 店長は
 「日本人は無駄をせず、とても節約的だ。
 ぴったりの量を注文し、絶対に残さない。
 私が中国にいた時は、みんなで一緒に食事をするとたくさん料理を注文し、無駄が多かった。
 日本ではそういうことはまれだ」
と語った。

 やはり日本人は通常食べ物を無駄にせず、食べる量だけ注文するようだ。
 では何がそれを可能にしたのか?
 店長が言うように、大部分の日本人は食べ物を無駄にすることに罪悪感を覚えるのだ。

 中国国内のいわゆる「公費飲食」は日本にもある。
 政府機関や企業・団体は付き合いや接待を行う必要もある。
 だが接待費には厳格な予算基準がある。
 会計業界に勤めるある日本人によると、契約締結や感謝を示すために接待する側が多くの料理を注文することがあり、全く無駄がないということはないが、通常は事前に綿密な計画を立てるので、過度の無駄にはいたらない。
 また、「公費飲食」でも食事をする個人はたしなみ上も、できるだけ食べ物を無駄にしないようにする。

■日本人の食卓における節約

 取材と観察を通じて、日本社会の食卓節約意識がどこから来るのかを総括した。
 これは教育、審美、飲食習慣、交際方式の面から説明できる。

【飲食習慣】
 伝統的な日本料理は魚やご飯が中心で、通常小皿に分けられ、量も多くなく、無駄はあまり出ない。
 現代の日本社会では食は次第に多様化し、洋食や中華料理も多い。
 大部分のレストランはセットメニューを用意している。
 セットメニューには利点が多く、便利で衛生的と言える。
 何人で一緒に食事をしても、1人1人に料理が出され、食べるのに便利だ。
 日本レストランでは回転テーブルはまれだ。
 また、セットメニューは価格や分量が一目瞭然で節約的だ。
 高級レストランのコース料理は順番に運ばれ、客が1つの料理を食べ終わって初めて、次の料理が出される。
 持ち帰り用に包んでもらうのも簡単で、衛生上の心配もない。
 現在は結婚披露宴などもてなす場でもコース料理形式を選ぶことがある。
 中国にとってこうした宴会形式は参考になるかもしれない。

【審美】
  日本はどこも清潔できれいに整っている。
 飲食面でも外面を比較的重んじる。
 日本料理は口当たりだけでなく、見た目も重んじる。
 運ばれてきた料理は芸術品のようで、食後に皿やグラスがテーブルに散らかっていては余りに審美感に反するのだ。

【交際方式】
 日本では親戚や友人、同僚と一緒に食事をすると会計は割り勘にするか、上司や年長者が少し大目に払うのが普通だ。
 恋人同士でも大部分は割り勘だ。
 こうした交際方式によって、面子や張り合いの問題を避けることができる。
 もちろん食べる分だけ注文するし、見栄を張ることによる無駄遣いを避けることができる。

【教育】
 教育も食卓における日本人の節約の根源だ。
 家庭教育でも学校教育でも、節約が求められる。
 この面では中国人はまだ長い道のりがあるかもしれない。

■日本式の食べ物の無駄は生活の質に由来

 ここまで日本人が普段食べ物を無駄にしないことについて書いてきた。
 では日本では食べ物を無駄にすることはないのだろうか?
 私たちが把握した状況から見て、実際は決してそうではない。
 日本では食品加工工場、スーパーマーケット、レストランの厨房、家庭の冷蔵庫に食べ物の無駄が見られる。
 日本はどの業界も競争が激しい。
 これは農産物、食品加工業も同様だ。
 商品の競争力を高めるために、農産物の大きさや品質は厳しく選択される。
 例えば一部の野菜や果物は形が良くないというだけで排除されるし、食品加工工場では肉の見た目を良くするため、多くの切れ端が取り除かれる。
 また、日本では食品衛生・安全面の要求が厳しいため、食品加工業者は衛生上の問題が起きないよう品質保証期間を短めに設定し、スーパーの多くの食品も期限上の問題で捨てられている。
 このほか、日本は生鮮食料品が多い。
 一部レストランでは料理の味を保証するため、元々変質していない食材も捨ててしまう。
 家庭の冷蔵庫でも無駄は見られる。現在の家庭用冷蔵庫は大型化しており、時間を節約するため一度にたくさん買って冷蔵庫に保存する人が多いが、食べ忘れて無駄にしてしまうことがしょっちゅうある。
 また、地震など非常時に備えた保存食も大きな無駄となっている。

 これはたぶん、生活の質への要求が高まった後に生じた無駄だろう。
 だがどうあろうとも、これも無駄だ。
 こうした食べ物は別の形で利用できるかもしれない。
 技術者や関係者は良い方法を見つけてもらいたい。
 解決が急がれる食の無駄の問題に立ち戻ろう。
 中国国内では
 「親戚や友人が一緒に食事をするのは雰囲気を楽しむためで、料理を注文するにもそんなにいろんなことを考えていては、けちくさく映る」
という声をよく耳にする。
 「文化の違いに過ぎない。
 中国人は太っ腹で豪放なことを尊ぶが、日本人はけちくさ過ぎるんだ」
と言う人もいる。
 だがこれはまぎれもなく誤った認識だ。
 ひたすら太っ腹で豪放であることは、実は単にがさつであることが多い。
 文明レベルの高い社会ほど、個人が配慮すべきことは多い。
 他者の感じ方、公共の秩序、共有する環境、これらは社会の構成員一人一人が配慮する必要のあることであり、秩序ある社会を築くうえでの重要な要素でもある。
(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/TF)





【人口爆発から大飢餓へ】



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